環境活動 : 環境マネジメント環境リスク低減への取組み

騒音・振動防止への取組み

騒音・振動防止を図るため、富士通ゼネラルグループの生産および家電リサイクル会社では、騒音源となり得る設備への防音対策を継続的に実施しています。定期的に騒音・振動レベルの測定を行うことにより、関連法律・条令などの基準を厳守しています。

大気汚染防止への取組み

大気汚染の防止を図るため、ばい煙発生施設を保有する事業所や工場では定期的にNOx、SOx等のばい煙量の測定を行っています。また、フロン排出抑制法に対しては、社内規定を定めるとともに、業務用エアコン、冷蔵・冷凍機器の適正管理とフロン漏えい量の把握に努めています。

土壌汚染防止への取組み

川崎本社では、2019年6月竣工の「イノベーション&コミュニケーションセンター(Innovation & Communication Center)」建設にあたり、土壌汚染対策法、川崎市公害防止等生活環境の保全に関する条例に基づく土壌調査を実施しました。1区画10m×10mとし136区画の土壌を採取・分析した結果、50区画で基準不適合、地下水は14カ所で第一種特定有害物質が地下水環境基準を超過していたため、第一種、第二種、第三種特定有害物質の土壌調査結果及び地下水調査結果を川崎市に報告しました。

また、第一種特定有害物質が排水基準を超える1区画については、バイオ工法による浄化を行うことにより基準値に適合し、行政への報告を完了しました。2019年11月より年4回のモニタリングを実施しています。今後も継続的に観測井戸にて経過観測を実施し監視していきます。

土壌汚染調査の様子

川崎本社におけるバイオ剤注入の様子

川崎本社における水質測定の様子

水質汚染防止への取組み

周辺水域に対する水質保全のため、関連法律・条令などの排水基準を厳守し、定期的にpH、COD、SS(注1)等の測定を行い、適正管理を行っています。青森事業所では、1999年(当時は株式会社青森富士通ゼネラル)に実施した土壌・地下水検査において、地下水から法定基準を超える有機溶剤を検出したことから、地下水の浄化設備を設置し、浄化と経過測定を毎年行っています。

SS - 環境用語集ページ

BOD, COD - 環境用語集ページ

FGA(THAILAND)CO., LTD.における排水処理システムの水質サンプル採取の様子

化学物質汚染防止への取組み

化学物質による汚染を防止するため、漏えい時の拡散を防止する手順を定期的に確認しています。また、過去に工場建屋で使用していたポリ塩化ビフェニル使用機器や、回収した製品に使用していたポリ塩化ビフェニル含有部品は、破壊処理が実施されるまでの間、本社の専用保管庫で適切に保管しています。

化学物質汚染防止に対する取り組みの様子

青森事業所の潤滑油等漏えい事故対応訓練の様子

川崎本社のポリ塩化ビフェニル保管倉庫内


注1 SS :
浮遊物質(水中に浮遊する粒径2mm以下の不溶解性固体の微粒子)

関連リンク

  • 経済産業省:家電4品目の「正しい処分」早わかり
  • 3秒でえらべる家電の捨て方 一般財団法人 家電製品協会
  • 一般財団法人 家電製品協会「学ぼう スマートライフ」