環境活動 : 環境マネジメントグリーン調達
富士通ゼネラルグループでは、地球環境の保全に配慮しつつ、豊かな暮らしを創造する製品づくりを目指しており、そのためにお取引先(注1)と共に、資材調達の段階から環境に配慮した活動を行っています。
グリーン調達基準に基づく調達活動
富士通ゼネラルグループは、富士通グループ各社と連携してグリーン調達活動を推進しており、富士通グループ共通の「富士通グループグリーン調達基準」に基づくグリーン調達の要件を満たすお取引先からの調達を推進しています。
また、お取引先の環境マネジメントシステム、CO2排出量削減、水資源保全、生物多様性保全の取り組みについて富士通グループ共通の環境調査票でモニタリングするとともに活動の推進をお願いしています。
環境マネジメントシステム(EMS)の構築
富士通ゼネラルグループでは、環境保全活動を継続的に改善しながら推進するため、お取引先に環境マネジメントシステム(EMS)の構築をお願いしています。お取引先のEMSは構築レベルで区分し、レベル3(ISO14001等の第三者認証取得)を原則としていますが、レベル1・2のお取引先に対してもEMSの構築・運用を支援しています。
製品含有化学物質情報の入手
富士通ゼネラルグループでは、有害な化学物質の製品および部材への含有を防止するため、お取引先から部品・部材の含有化学物質の情報を伝達してもらい、情報伝達方法は、業界標準スキームである「chemSHERPA(注3)」に準じて行い、事前に中国・タイなどのお取引先にも説明会を実施し協力いただいてます。
富士通将軍(上海)有限公司におけるお取引先への説明会の様子
製品含有化学物質管理システム(CMS)の構築
製品含有化学物質に関する法規制順守を確実にするため、お取引先にJAMP(注4)の「製品含有化学物質ガイドライン」に基づくCMSの構築をお願いしています。
お取引先のCMSについては、富士通ゼネラルグループの監査員がお取引先を訪問して構築および運用状況を確認し、必要に応じてレベルアップを支援しています。
- 注1 部材系のお取引先:
- 富士通グループ製品の構成部材またはOEM/ODM製品を納入するお取引先。
- 注2 簡易的な環境マネジメントシステム:
- お取引先独自の環境マネジメントシステム。
- 注3 chemSHERPA:
- 製品含有化学物質情報伝達の共通スキーム(Chemical information SHaring and Exchange under Reporting Partnership in supply chain)の略。
- 注4 JAMP:
- アーティクルマネジメント推進協議会(Joint Article Management Promotion-consortium)の略。