環境活動 : 自らの環境負荷低減のための活動 環境社会貢献
次世代教育の推進
富士通ゼネラルグループでは、メーカーとしてモノづくりの楽しさを発信し、未来のモノづくりを担う人材育成を行っています。
川崎本社では電機・電子業界に興味がある高校生からのインタビュー依頼を受け入れ、職業観・勤労観を伝え、将来に向けて自らの生き方・在り方を考える機会を提供しています。近隣小学校の子どもたちを対象に、モノづくりの楽しさを知ってもらうきっかけとなるようなイベントも開催しています。
主な取り組み事例
プラント見学会の開催((株)富士エコサイクルでの取り組み)
富士通ゼネラルグループで家電リサイクルを行っている(株)富士エコサイクルでは、プラント見学会を実施しています。家電4品目(エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビ)がどのように解体され、どのような再生材料が出てくるのかを学べます。
プラント見学に併せて併設するビオトープの見学も行っております。
地域共生の推進
富士通ゼネラルグループでは、地域との交流を図ることで地域共生を推進しています。
主な取り組み事例
地域美化運動の実施
富士通ゼネラル各事業所(川崎本社、松原、浜松、青森各事業所)および富士通ゼネラルエレクトロニクスでは、周辺地域の美化意識を図り、地域に貢献するための活動として清掃活動を定期的に実施しています。
FUJITSU GENERAL (AUST.) PTY LIMITEDでは、2022年12月にLandcare Dayイベントにスタッフがボランティアで参加し、トラック1車分の雑草を除去し、在来種の植物が繫栄出来るスペースが広がりました。
オーストラリアでのボランティアの様子
植林活動(Fujitsu General(Thailand)Co.,Ltdでの取り組み)
富士通ゼネラルグループでは、植林や里山活動を通じて、持続可能な自然環境の保全に取り組んでいます。
タイにある生産会社Fujitsu General(Thailand)Co.,Ltdでは、2022年6月に世界環境デーのイベントとして所属する工業団地主催の樹木保護活動に経営者と従業員の代表が参加し、マングローブを植樹しました。
タイでのマングローブ植樹の様子
水質保全活動
富士通ゼネラルグループは、事業所周辺の水質を保全する地域活動に参加しています。
Fujitsu General(Thailand)Co.,Ltdでは、2023年3月に所属する工業団地の水質改善活動に従業員の代表者が参加し、工業団地の周辺で発酵水を注入しました。
タイでの水質保全活動の様子
希少生物の保護・育成(川崎本社・浜松事業所での取り組み)
富士通ゼネラル浜松事業所では、2014年敷地内に3,000㎡におよぶ“ビオトープ”を開設し、環境省から凖絶滅危惧、静岡県レッドデータブックで絶滅危惧ⅠA類に指定されている、希少な生物ヤリタナゴ、マツカサガイを地元大学の指導を受けながら、保全活動を行っています。
また川崎本社では、環境省、神奈川県からともに凖絶滅危惧で指定されている希少植物エビネの保全・繁殖活動をNPO法人の指導を受けながら行っています。2020年度は株分けを行い、5株から10株へ増やしました。2021年度は、5株を元の生息地である川崎市緑が丘霊園谷戸へ返還しました。2022年度は再度5株から10株に株分けし、1株を緑が丘霊園へ返還、3株を下作延小学校へ移植しました。2023年4月には高津高校に1株を移管しました。残りの5株は引き続き保全・繁殖活動を行っていくと共に、さらに株分けの輪を広げていきたいと考えています。
川崎本社でのエビネの株分け作業の様子