環境活動 : お客様や社会のための活動資源循環

基本的な考え方

富士通ゼネラルグループは、限りある資源を有効に活用することで持続可能な社会に貢献します。

当社グループは、製品生産工程における原材料の廃棄ロス削減、製品に使用する原材料の使用量削減、更に使用済み製品のリサイクルの取り組みを推進しています。

省資源化設計の推進

富士通ゼネラルグループは、当社グループが提供する製品に使用する資源を効率よく活用していくことが重要であるとの考えのもと、製品設計段階において小型・軽量化、部品点数の削減などの省資源化設計を推進しています。空調機については、省資源化設計を進めるとともに、軽量化した標準化室外機の開発を推進していきます。

また、メンテナンスや設置の容易性を向上することにより、今まで未然防止出来なかった部品交換リスクを軽減する省資源化も進めていきます。

使用済み家電製品のリサイクル

使用済みテレビのバックキャビネットの素材化

富士エコサイクルでは、主に液晶テレビのバックキャビネットをPS(注1)やPC+ABS(注2)などの素材別に分別回収を行うことで、原材料に再生する際の選別エネルギーを削減するとともに廃棄物の削減に貢献しました。

使用済み洗濯機の塩水の有効利用

富士エコサイクルでは、洗濯機のバランサーに使用されている塩水を、プラスチック等選別用の比重液として利用できるスキームを構築し、従来は無害化(希釈や中和)した後に廃棄処理していたものを、有効利用できるようにしました。


注1 PS :
ポリスチレン
注2 PC+ABS :
ポリカーボネート+アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン混合
注3 PP :
ポリプロピレン