富士エコサイクル安全操業・安全対応
当社では、「形・大きさ・重さ」の異なる大型家電品を手解体し、多くの機械設備を使ってリサイクルを行っているため、怪我や事故のリスクも高くなります。
そのため、「安全教育・安全パトロール・5S運動・設備の安全対策」等の安全活動に力を入れて取り組んでおります。
安全と環境に配慮した冷蔵庫の専用工程
当社の破砕選別工程のうち、冷蔵庫・冷凍庫の処理は、専用の設備により行われています。この冷蔵庫専用工程は、気密性を高めた処理設備の内部にちっ素ガスを封入し、それを断熱材フロンとともに吸引する独自の方式を採用しており、安全ならびに環境の面で優れた特長を持っています
火災の予防
当社のシステムは、冷蔵庫の処理設備内部にちっ素ガスを封入することで、燃焼に不可欠な酸素を工程全体に渡って排除し、可燃物が引火できない状態をつくることで、火災を予防しています。
窒素ガス発生装置
安全で衛生的な職場づくり
事故発生ゼロをめざし、安全で清潔な職場づくりを行っています。
また、安全教育を充実させ、従業員の安全意識と技能の向上を図っています。
フォークリフトエリアと手解体作業エリアの分離
手解体作業を行う作業エリアとフォークリフトの運搬エリアを分離させて接触事故の防止を図っています。手解体作業エリアでの運搬はみずすましと呼ばれる作業者が専用台車で回収物を運びます。
フリーローラーコンベア(注1)による手解体作業
解体品は錆びなどにより分解時間が異なるため、作業者のペースで作業ができるように自動搬送コンベア(注2)ではなく、フリーローラーコンベアを採用しています。作業者が解体に時間がかかり、慌ててしまい、怪我をするようなことが無いようにしています。解体に時間がかかる場合は、隣の作業者が応援して、助け合って作業をしています。
- 注1 フリーローラーコンベア:
- 動力が無く、回転するコロの上を作業者が押して進ませるコンベア
- 注2 自動搬送コンベア:
- 動力により一定速度で進むコンベア
働きやすい環境
従業員用のシャワー室を設置し、自由に利用できるようにしています。そのほか、階段昇降イスや多機能トイレを備え、バリアフリーに配慮しています。
安全教育の徹底
従業員用に対しては安全に対する教育を徹底し、無事故・無災害に対する積極的な取り組みを行っています。
- 危険作業者(フォークリフト運転、グラインダー、フロン回収)に対し定期的な作業教育
- 朝礼にて、他社プラントで発生した労働災害事例の周知と危険予知訓練(KYT)活動の実施
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