温水ルームヒーター 使用上のご注意

室外機設置についてのご注意

据え付け場所について

室外機を据付ける場所は、配管工事・電気工事などの付帯工事及びアフターサービス・保守点検が容易にできる所を選択してください。また、各地の火災予防条例に指定された建築物等から距離を十分にとれるスペースを確保してください。室外機の設置は、室内機を使用する部屋に近い場所を選定してください。

  • 温水配管の通水抵抗や放熱ロスを最小限に抑えるため、室内機を使用する部屋にできるだけ近づけてください。
  • 室外機と室内機の温水配管の長さは下記の寸法以内とします。
    [1.室外機から室内機までの高さ:4m以内 2.最大配管長さ:10m以内(目安)]
    *条件によっては15mまで離して設置することができます。
    (15m以上は不可)ただし、配管長が3mを越えると暖房能力が低下を始め、10mになると約8%能力が低下し、15mまで設置した場合は約13%能力が低下しますのでご注意ください。
  • 室内機を2部屋以上に設置する場合は、おもに使用する部屋、あるいは暖房負荷の大きい部屋に近い場所に室外機を設置してください。
  • 灯油を燃焼させますので排気ガスがでます。設置する時には、その点を留意願います。

室外機の防火対策について

室外機本体の周辺に可燃材料がある場合には、一定の距離(当社推奨値)をとって設置してください。

  • 室外機をオイルタンクより高い位置に設置する場合は、オイルリフター(別売)を使用して送油してください。
  • 既存のオイルタンクをご使用になられる場合には、十分な設置スペースがあるかをご確認のうえ、販売員または、当社までご相談ください。

アルミサッシとの距離について

塗装アルミサッシの窓や出窓の下には、1.5m以上の距離をとって設置してください。排気ガスにより、アルミサッシの塗装を痛めたり、変色させる恐れがありますのでご注意ください。

使用上のご注意

長年ご使用の温水ルームヒーターはぜひ点検を!

温水ルームヒーターの補修用性能部品の保有期間は、製造打切後9年です。

定期点検のおすすめ

富士通ゼネラル「温水ルームヒーター」は、安全で快適にご使用いただけるよう、厳しい品質管理のもとに生産しておりますが、ご使用になる場所や条件、また、長期間のご使用によって劣化することは避けられません。このため、未然にトラブルを防ぎ、安心して快適にご使用いただくためにも「定期点検(有償)」を2年に1度を目安に受けていただくことをおすすめいたします。

安全に関するご注意

  • このサイトに掲載の商品は一般家庭用です。温風が直接、肌にあたっていると低温ヤケドやお肌の乾燥の恐れがあります。イヌ・ネコ等ペットの管理・動物の飼育、植物の栽培、食品・美術品・毛皮の保存、電子機器や精密機器の維持など特殊な用途には使用しないでください。品質の劣化や生物の正常な生育の障害等の原因となることがあります。
  • 吹き出し直後の温風が家具等に直接あたるところでは、変形の恐れがあります。
  • ご使用の前に「取扱説明書」をよく読んで正しくお使いください。取扱を誤りますと、火災・ヤケドの原因になることがあります。
  • 設置工事は、お買い上げの販売店、または専門業者にご依頼ください。工事に不備がありますと、事故の原因になることがあります。
  • ガソリン厳禁:ガソリンなど揮発性の高い油は、絶対に使用しないでください。火災の恐れがあります。
  • 室外機は屋内には絶対に設置しないでください。また増改築などによって、屋内状態にしないでください。不完全燃焼によって人身事故につながる危険性があります。
  • 可燃物禁止:室外機の上や周囲に燃えやすい物(紙、洗濯物、揮発油、スプレー缶など)を置かないでください。火災の恐れがあります。
  • 積雪が多い場合には、給排気口の周りが雪でふさがれていないことを確認してください。ふさがれているときは、除雪してください。
  • 標高1500m以上の高地では使用しないでください。