PRESS RELEASE
2021年3月31日
株式会社富士通ゼネラル
20-V02-52
「エアロシールド株式会社」を子会社化
紫外線照射装置メーカーとともに、室内空気の清潔・除菌分野を強化
株式会社富士通ゼネラル(以下、富士通ゼネラル)は3月31日、紫外線照射装置メーカー「エアロシールド株式会社」(以下、エアロシールド社)の発行済株式90%を取得し、子会社化しました。
エアロシールド社は「世界の空気をうつくしく」をミッションに掲げ、有人空間で常時空気環境対策ができる、UV-C(紫外線C波)を利用した紫外線照射装置「AERO SHIELDⓇ」を開発・販売しています。また、医療や介護といった公共施設や食品工場等への納入実績があり、高い評価を得ています。さらに、実空間での浮遊菌検査や、コールセンター・公共交通機関などでの実証実験から得る空気環境のデータを保有し、製品販売にとどまらない"本質的な空気環境対策"に力を入れ取り組んでいます。
富士通ゼネラルは、持続可能な社会実現への貢献を事業の中核に据える「サステナブル経営(注1)」を推進しています。「社会への貢献」における重点テーマの一つに、健康・清潔・安全な空間提供を掲げており、エアロシールド社のミッションと重なることから、清潔・除菌分野における強力なパートナーとして事業を推進できると判断し、この度の出資に至りました。
世界的に空気質の向上に関心が高まる中、富士通ゼネラルの国内外に広がる販路を活かした「AERO SHIELD」の売上拡大や、エアコンと組み合わせた提案力強化、両社の技術や知見を活かした共同開発などのシナジーを追求し、清潔・安全な室内環境を提供していきます。
【エアロシールド社 概要】
社名:エアロシールド株式会社
所在地:大分県大分市
資本金:1000万円
事業内容:空気環境対策の紫外線照射装置「AERO SHIELD」をはじめとする紫外線照射装置の開発、 販売、設置工事、メンテナンス、浮遊菌検査等
従業員数:14名(2021年1月現在)
代表者:木原 寿彦(STOP感染症2020戦略会議 委員 / 大分大学 非常勤講師)
設立:2006年
注釈
- 注1:
- 富士通ゼネラルは、持続可能な社会の実現への貢献を通じて、事業を拡大させることを改めて成長戦略の中核に据え、「地球との共存」「社会への貢献」「社員との共感」を3つの柱とする「サステナブル経営」を推進しています