PRESS RELEASE
2021年2月5日
株式会社富士通ゼネラル
20-Y09-39
「がんアライアワード2020」で「ゴールド」を受賞
治療しながらいきいきと働くことができる「心理的安全性」の高い企業へ
当社は、がんと就労に関する問題の解決に取り組む民間団体「がんアライ部」が主催する「がんアライアワード2020」において、「ゴールド」を受賞しました。なお、2019年には「シルバー」を受賞しています。
【がんアライアワードとは】
「がんアライアワード」は、がんを治療しながらいきいきと働くことができる職場や社会の実現に向けた民間団体「がんアライ部」が主催する賞です。なお、団体の名称である「がんアライ部」には、がん罹患者の味方(アライ/ally)であること、がんと共に生きること(アライブ/alive)といった意味が込められています。
各企業・団体が取り組む、治療と就労の両立支援のための制度や、社内風土などが審査の対象となり、「がんアライ部」発起メンバーが選考委員として審査します。今年は、国内の企業・団体から30件のエントリーがあり、当社は上位16件が授与される「ゴールド」に選出されました。
【当社に対する講評・コメント】
コロナ禍で「どんな疾患や事情があったとしても社員の雇用に影響することはない」と社長が社内放送で直接メッセージを伝えられ、社員を鼓舞し、不安を取り除かれたというエピソードから、社員に対する温かな眼差しと思いが伝わってきます。
コロナ禍で不安を抱える社員と向き合ったエピソードからは、社員とそのご家族のために何ができるのかを考え、心をこめて制度を運用していることがわかります。
【当社の取り組み】
治療と就業の両立支援に向けた社内風土づくり
・ がんとの付き合い方や、病気になった社員への対応方法、配慮すべき点などについてセミナーを実施
・ がんについて正しく知るための継続的な情報発信
健康状態や治療について相談しやすい職場づくり
・ 全社員を対象とした医療職による健康面談を実施
・ 治療が必要な社員に対し、健康管理センターを中核とした支援体制を構築し就業をサポート
・ 管理職を対象とした傾聴研修や1on1ミーティング(上司と部下が1対1で行う面談)に向けた研修を実施
早期発見や治療、復帰のための支援制度
・ がん検診の費用補助(健康診断の際に数種類のがん検診を選択可能)
・ 治療時に適応可能な休暇制度(積み立て休暇制度)や勤務時間帯の調整(必要に応じフレックス制を適用)
・ 休職後の社員に対し、産業医や人事部門などが連携し復職をサポート
当社は、社員が治療をしながらいきいきと働くことができる「心理的安全性」の高い職場があってこそ、自発的に取り組む人材が育成できると考え、健康経営を推進しています。また、社員のみならず、社員の健康を支える家族に対する施策や、健康経営導入を目指す企業への支援などを行うことで、健康経営を通じた社会貢献も行います。当社はこれらの活動を「健康経営 2.0」と位置付け、サステナビリティ経営の中核基盤として、今後も力を入れて取り組んでいきます。