「ウェアラブル冷却装置」などを出展 CEATEC JAPAN 2018
当社は10月16日~19日に開催される「CEATEC JAPAN 2018」において、身に着けて涼感が得られる「ウェアラブル冷却装置」のプロトタイプと安全な水の生成に関する取り組みを紹介します。
【出展内容】
(1)「ウェアラブル冷却装置」
今回出展するプロトタイプは、冷却性能をより高めるため、水冷方式を採用しました。首に掛けて使用することで、頸動脈を通じて冷やされた血液が循環し、脳の温度と深部体温を下げます。
使用用途としては、暑い夏場の外出や軽作業はもちろん、オフィスなど個人の好みに合わせた空調の調節が難しい場所など、幅広いシチュエーションで快適さを実現します。
会場では「ウェアラブル冷却装置」の体感の他、ネットワークを活用した利用者の健康管理など、今後搭載を予定している機能もご紹介します。
なお、「ウェアラブル冷却装置」は、当社の新価値創造の専任部署「Being Innovative Group(注1)」が中心となり、WINヒューマン・レコーダー株式会社(注2)と共同で製品化に向けて取り組んでいます。
(2)飲料水の生成をテーマにした取り組み
グローバルな社会課題である水資源問題をテーマに、世界中の人に安全でおいしい水を提供することを目的とした取り組みをご紹介します。この取り組みは、当社で実施している全社横断の新価値創出プロジェクト「アイデアソン(注3)」活動において発案され、現在は空調機で培った技術を応用して、空気中から水を収集する方法を検討しています。今後は外部と連携し、製品化を目指していきます。
当社は「INNOVATION & GLOBALIZATION」をスローガンに掲げ、イノベーションの力によって、今日にない素晴らしい明日を世界中の人に届け、その生活や事業に貢献することを目指しています。今後も、社外の技術や知識とのコラボレーションによるオープンイノベーションに積極的に取り組み、新たな価値創出に向けてチャレンジを続けていきます。
【概要】
出展期間:2018年10月16日(火)~10月19日(金)
会場:幕張メッセ (千葉市美浜区中瀬2-1)
富士通ゼネラルブース:エネルギー/スマートライフ/スマートワーク (小間番号 C028)
「ウェアラブル冷却装置」の水冷方式
注釈
- 注1: Being Innovative Group
- 2016年11月設置。
- 注2: WINヒューマン・レコーダー株式会社
- 研究開発型のNPO法人「ウェアラブル環境情報ネット推進機構(通称WIN)」で取組んでいる、人間情報センシングの研究開発の成果を事業化し、商業的なサービスとして社会に還元する企業。
- 注3: アイデアソン
- 2017年7月より活動開始。