インド向け新省エネ基準に適合したインバーターエアコン5機種を加えラインアップを強化
当社は、インドのエアコン市場向けに新省エネ基準に適合したインバーターエアコン5機種を2月下旬から加え、全25機種としてラインアップの強化を図りました。
インドのルームエアコン市場は、428万台(2016年度;出典・日本冷凍空調工業会)と推定されており、今後の人口増加や経済成長などが期待されることから、近い将来、世界第3位の市場に成長すると推測されます。一方で、2018年1月より、省エネ基準・省エネラベリング制度が改定・施行されました。これにより、今後、インバーターエアコンの需要がより一層拡大すると期待されます。
こうした中、当社では、エネルギー効率が高く新省エネ基準に適合したインバーターエアコン5機種(ASGG12/14CGTA、ASGG/14/18/24/CLCA)を開発し、ラインアップ強化を図りました。
特に、最上位機の(ASGG12/14CGTA)は、室内機ファンの大口径化や高効率インバーターの採用により、新省エネラベリング制度で最高ランク5を達成しました。
また、今回開発した5機種全ての冷媒にR32を採用することで、省エネ性能の向上を図るばかりでなく、温暖化係数低減により、地球環境にも配慮しています。これらに加え、現地の電源事情や気候にも対応して信頼性を高めた仕様としました。
当社は、今回の省エネ規制強化を契機に、省エネ性能を重視したラインアップの強化を図り、インドのエアコン市場におけるビジネス拡大を目指します。
ASGG12/14CGTA(左)とASGG14/18/24CLCA(右)