米国空調機市場に住宅用ユニタリーエアコンを投入し、
北米空調機ビジネスの拡大をさらに加速
当社は、6月より米国で住宅用ユニタリーエアコンを発売いたします。
ユニタリーエアコンは、米国で主流のダクト式の全館空調機です。当社は、これまで取り組んできた快適性、省エネ性に優れたダクトレス式の個別空調エアコンに、ダクト式をラインアップに加えることで、北米空調機ビジネスの拡大をさらに加速させます。
米国では、一台の室内機から建物内に張り廻らされたダクトを通じ、全部屋に冷・温風を送風するダクト式の全館空調が主流です。ダクト式エアコンは、年間約700万台の需要があり、2016年度の市場規模は、2015年度比8%増と堅調に推移しています。
当社は昨年8月、米国の大手空調・給湯機器メーカーであるRheem(リーム)社との間で、将来の共同開発を含めた協業に基本合意し、その第一弾として相互商品供給契約を締結しました。既に、昨年末から、当社製省エネエアコンをRheem社に供給を開始しており、本年6月からは、同社から当社へのダクト式住宅用ユニタリーエアコンの供給が始まります。Rheem社との協業は当社グループの中期計画達成に向けた最重要施策の一つで、今後、部品調達、物流面での協力や、製品の共同開発も視野に入れ、同社との協業による相乗効果を高め、さらなる売上拡大を目指します。
ユニタリーエアコンの設置イメージ図
組み合わせパターン 1
1. エアハンドラー(室内機)を 2. 冷・暖兼用室外機に接続して使用。ダクトを経由して各部屋に熱交換した空気(冷・暖房)を供給。
組み合わせパターン 2
3. ガスファーネス(ガスを熱源とする暖房専用室内機)と 4. コイル(冷房専用室内機)を 5. 冷房専用室外機に接続。暖房時はガスファーネス、冷房時はコイルを使用し、ダクトを経由して各部屋に熱交換した空気(冷・暖房)を供給。
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