• 掲載日: 2024年10月3日
  • 株式会社富士通ゼネラル

「サステナビリティデータブック2024」の公開について
温室効果ガス排出量の開示に関して第三者保証を取得

当社グループは、サステナビリティに関する取り組みや進捗などの情報を掲載した報告書「サステナビリティデータブック2024」を当社サイトにて公開しましたので、お知らせします。

サステナビリティデータブック2024

本データブックでは、当社グループが行う持続可能な社会の実現に向けた取り組みに関して、基本的な考え方・活動実績・今後の計画などについて報告しています。国際的なガイドラインに沿った情報開示を行うため、「GRIスタンダード」をはじめとした各種ガイドラインの開示要求項目を参照し、E(環境)・S(社会)・G(ガバナンス)の枠組みで構成しています。

今年度は、グループの最新の取り組みやデータをご紹介するとともに、特に人材や労働安全衛生、サプライチェーンマネジメントなど社会分野に関する取り組みについて記載の充実を図りました。

また、単体および連結子会社の温室効果ガス排出量(Greenhouse gas:GHG)についてKPMGあずさサステナビリティ株式会社による第三者保証を本年9月に取得することで、信頼性・透明性の高い環境パフォーマンスデータを開示しています。

当社グループでは、中長期的な成長に向けた事業戦略を中心とした企業価値向上への取り組みについて財務・非財務の両面からお伝えする統合報告書も、今後発行する予定です。これからもステークホルダーの皆さまへ発信の充実を図りながら、企業理念である「共に未来を生きる」の実現に取り組んでまいります。

温室効果ガス排出量の第三者保証取得

当社グループは2023年度の単体および連結子会社の温室効果ガス排出量について、KPMGあずさサステナビリティ株式会社による第三者保証を2024年9月18日に取得しました。

保証対象範囲は2022年度引き続きScope1、Scope2、Scope3カテゴリ11の温室効果ガス排出量としており、当社グループのバリューチェーン全体における温室効果ガス排出量の96%以上を占めています。グループで使用する電力についても2022年度から引き続き全て再生可能エネルギーに転換し、電力使用による温室効果ガス排出量実質ゼロ(Scope2マーケット基準)を達成しています。

第三者保証の取得は今回で3年目となり、初めての海外現地往査としてFG(タイ)※1で実施しました。併せてタイ全4拠点※2の水や廃棄物などの温室効果ガス関連以外の環境パフォーマンスデータについてもグループ独自の調査を実施し、統一した環境データの運用体制構築を目指しました。タイ全4拠点※2では、建屋屋根に太陽光発電パネルを、敷地内ではソーラー街灯を設置するなど積極的に再生可能エネルギーを導入しています。

当社グループは、化石燃料による機器から、温室効果ガス削減効果の高いヒートポンプ機器への置き換え推進や、省エネ性能の高いデバイス開発による低炭素社会の実現、消防・防災事業による安心安全な社会の創造などを通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。このような本業を通じた貢献に加え、自らの事業活動においても気候変動などの社会課題に積極的に取り組み、脱炭素化を進めるうえで重要な再生可能エネルギー比率のさらなる拡大・加速を図ってまいります。

第三者保証 往査の様子

第三者保証 往査の様子

第三者保証 社内調査の様子

第三者保証 社内調査の様子

FG(タイ)の太陽光パネル

FG(タイ)の太陽光パネル

タイ工場敷地内のソーラー街灯

タイ工場敷地内のソーラー街灯

※1
FG(タイ):空調機生産子会社、FUJITSU GENERAL (THAILAND) CO., LTD.
※2
タイ全4拠点:FG(タイ)に加え以下3社
FGA(タイ):空調機用基幹部品の製造子会社、FGA (THAILAND) CO., LTD.
TCFG:空調機用基幹部品の製造子会社、TCFG COMPRESSOR (THAILAND) CO., LTD.
FGDT:空調機の開発子会社、FUJITSU GENERAL AIR CONDITIONING R&D (THAILAND) CO., LTD.

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