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  • 更新日: 2023年10月18日
  • 掲載日: 2023年10月18日
  • 株式会社富士通ゼネラル
  • メディアリレーションデザイン部

米国・ニュージャージー州知事が来社されました

当社は、10月17日、川崎本社にて米国ニュージャージー州知事 Phil Murphy氏の表敬訪問を受けました。Murphy知事は投資と貿易の協議で東アジアを歴訪中で、多忙なスケジュールの合間をぬって当社社長 斎藤悦郎と1時間弱のミーティングを実施しました。

当日は、斎藤より当社製品の性能や信頼性の高さ、米国ビジネスの状況、今後の計画についてMurphy知事に紹介しました。知事からは、脱炭素化やニュージャージー州での雇用拡大に注力されていること、優秀なコントラクター育成のための施策を講じておられることなど、同州の取り組みに関するお話を伺いました。また、ドイツで米国大使を務めていた頃を振り返り、「ドイツの家に設置されていたエアコンが富士通ゼネラル製で、とても快適で気に入っている」とのコメントもいただきました。

<来社の経緯>

当社は1976年に北米に拠点を構え、以降約50年にわたり現地で事業を展開しています。ニュージャージー州には1995年に販売子会社となるFUJITSU GENERAL AMERICA, INC.を設立し、現在、空調機ビジネスを展開しています。

2021年より事業方針としてサステナブル経営を掲げ、化石燃料を用いた暖房機からヒートポンプ機器への置き換え促進による地球温暖化ガスの排出抑制を推進しています。Murphy知事もニュージャージー州において脱炭素化を推進しており、当社の取り組みに関心を寄せていただいたこと、また現地雇用にも貢献していることからご来社いただきました。

<米国における当社の直近の取り組み>

現在、当社はヒートポンプ技術を活用した空調機ビジネスの拡大に向け、米国における拠点の拡充や社外との協業を強化しています。

【2016年】

  • ニューヨーク州マンハッタンにビル用マルチエアコン(以下、VRF)を中心とした空調システムの情報発信基地「富士通ゼネラルソリューションセンター"THE AIRSTAGE"」を開設
  • 大手空調・給湯機器メーカーRheem(リーム)社と相互商品供給契約を締結し、協業を開始

【2018年】

  • 換気機器メーカーVentacity Systems Inc.と業務用空調システムで協業開始

【2020年】

  • リーム社との共同開発第1弾である、マルチポジションタイプの全館空調方式エアコンを発売

【2021年】

  • ニューヨーク州エネルギー開発研究機構(NYSERDA※1)が主催する「Next Generation HVAC Innovation Challenges※2」に参画。州内外の複数の施設で、当社製VRFを活用した実証実験を開始
  • カリフォルニア州・マルティネス市に新たな研修施設「Airstage Innovation & Learning Center West (AILCW)」を開設

今回のご来社を契機に、ニュージャージー州と当社双方の発展と脱炭素化のさらなる加速に向け、事業拡大に取り組んでいきます。

※1 
New York State Energy Research and Development Authority
環境負荷の低減と住民への安定したエネルギー供給を目的とし、ニューヨーク州における省エネ性の向上や再生エネルギーの活用推進などに取り組む機構。1975年設立
※2 
新空調技術開発支援プログラム

ご来社時の様子

ご来社時の様子

写真左:当社代表取締役社長 斎藤悦郎、中央:ニュージャージー州知事夫人 Tammy Murphy氏、右:ニュージャージー州知事 Phil Murphy氏

集合写真画像

Murphy氏を囲んで記念撮影


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