当社は、「令和2年7月豪雨」により甚大な被害を受けた熊本県球磨村において、災害対策本部から村内一括放送が行えるようにするなど、住民に寄り添った迅速な対応を行いました。このような災害発生直後の対応が評価され、熊本県球磨村より感謝状をいただきました。

当社はサステナブル経営を推進しており、その重点テーマの一つである「社会への貢献」として、安心して住み続けられるまちづくりに取り組んでいます。この度の感謝状は、住民の思いに寄り添った迅速で柔軟な対応が評価されたものとして、大変光栄に受け止めています。当社は今後も事業を通じ、社会に貢献していきます。

当社は2019年6月に球磨村と事業契約を結び、防災行政無線システムの整備工事を開始しました。その後、熊本県を中心とした九州や中部地方などにおいて発生した「令和2年7月豪雨」により、球磨村では河川の氾濫による家屋の浸水や、土石流が発生し多くの住民の命と財産が失われる甚大な被害が発生しました。当社は豪雨発生直後、臨時の屋外災害対策本部から村内への一括放送が行えるようにするほか、仮設住宅に優先して戸別受信機を設置するなど、緊急事態における住民の安全確保を最優先し、早急な放送手段の確保に向けた対応を行いました。

豪雨の影響により整備工事は1年間の延長となりましたが、2022年3月に竣工し、5月27日に開局式が行われました。

球磨村は、令和2年7月豪雨による未曽有の大災害により、村内における情報通信網が断絶され、村民の皆様への避難情報、災害情報等の伝達が行き届かなかった経緯がありましたが、この度、富士通ゼネラル様による防災行政無線システムの整備により、災害発生時における村内全域への避難情報や災害情報を迅速かつ鮮明に伝達できるようになりました。今後も、富士通ゼネラル様のご支援、ご協力をいただきながら、防災行政無線システムを最大限に活用し、村民の皆様が安心安全に暮らせるまちづくりを進める所存です。

開局式での感謝状授与の様子

松谷様より、当社九州情報ネットワーク営業部が感謝状を受け取りました。