富士通ゼネラル グループ 社長メッセージ

社長就任にあたって

本日、富士通ゼネラルの社長に就任いたしました増田幸司でございます。

当社の主力事業である空調機は、住宅・商業・産業の各分野で不可欠なインフラとして重要な役割を果たしており、脱炭素社会に向けた取り組み拡大、地球温暖化対策の強化、ヒートポンプ技術の革新により、非常に大きなポテンシャルをもっている事業と考えております。また、情報通信システム・電子デバイス事業は、私たちの暮らす社会の未来に向けて、安心・安全に貢献するビジネスであります。

一方、当社を取り巻く環境は、世界の各市場での競争激化やデジタル技術の革新、それに伴う人々の暮らしや市場あるいは社会が大きな変革期を迎えております。テクノロジーの進化とともに日々変化する市場環境において、さらなる成長を目指していくため、「Bringing Smiles to People through Trust and Imagination.」(信頼と創造で人々を笑顔にする)という自らのパーパスを実践し、つぎに掲げる「目指す姿」の実現に向けて、私自身が先頭に立ち、経営改革をリードしていきます。

【目指す姿】

富士通ゼネラルという企業が個社として世界中の人々に認知されており、継続的に成長している。

  1. 世界中でエアコンディションの観点でウェルビーイングの創出・向上に寄与している。
  2. 空調にとどまらず地球の生活環境を改善/革新しサステナブルな社会構築に貢献している。
  3. 富士通ゼネラルグループに集う一人ひとりが企業理念であるFUJITSU GENERAL Wayを笑顔で実践している。

また当社には、社員が伝統として持ち合わせている誠実さと、長年培ってきた技術力や、それに対する世界中の多くのお客様から得られている信頼があり、大切な財産であります。これらを基盤に、「共に未来を生きる」というFUJITSU GENERAL Way(企業理念)のもと、様々な企業活動において中核的な役割を担う富士通ゼネラルグループの全社員が働くことに誇りと喜びを感じる会社であるとともに、すべてのステークホルダーの皆様にとって魅力的な会社であり続けるよう、持続的な成長を追求していきます。

さらに、具体的な施策となる新たな中期経営方針を2024年度上期中に策定し、公表する予定ですので、今後とも、より一層のご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

2024年6月18日

株式会社富士通ゼネラル

代表取締役社長

増田 幸司