PRESS RELEASE
2014年10月24日
株式会社富士通ゼネラル
(NO.14-N04-16)
フィルター交換不要(注1)で、強力な集じん・脱臭能力を持続 加湿空気清浄機「PURESTAGE™(ピュアステージ)」を新発売音の大きさ(注2)を約40%カット(注3)する低騒音テクノロジー |
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当社は、フィルター交換不要(注1)で、強力な集じん・脱臭能力を持続し、最大風量時の音の大きさ(注2)を約40%カット(注3)した加湿空気清浄機「PURESTAGE(ピュアステージ)」を11月1日より発売します。
近年、微小粒子物質(PM2.5)やハウスダスト、花粉やニオイなど室内の空気環境に対する関心が高まる中、空気の汚れを素早く除去し、清潔な状態を維持したいというニーズが増加しています。一方で、清潔な状態を維持するためには、清浄性能の低下とフィルター等の交換費用の低減が課題となっています。
このような課題を解決するため、当社は、電気集じんユニットと自動再生脱臭ユニットを備えた「ピュアエバーエンジン」を新開発しました。電気集じんユニットは、静電気の力でPM2.5やハウスダストなどを吸着し、強力に集じんします。自動再生脱臭ユニットは、独自の脱臭フィルターでニオイ成分を強力に吸着・分解し、タバコ臭を約3分(注4)、ペット臭を約6分(注5)で素早く脱臭することに加え、そのニオイの元を加熱分解・除去することで、脱臭能力を自動的に再生します。さらに、本製品は、電気集じん方式と独自の脱臭方式の採用により、集じん・脱臭ともにフィルター交換不要で性能を維持することを実現しました。
また、空気を静かに送り出す「スクロールレスターボファン」と通気抵抗の少ない「ピュアエバーエンジン」の低騒音テクノロジーにより最大風量時の音の大きさ(注2)を約40%カット(注3)し、部屋全体の空気を静かに素早く浄化します。
当社は、清潔で快適な室内空間づくりをサポートするために、この度の加湿空気清浄機「ピュアステージ」の発売を機に、これまでの取り組みをさらに加速させてまいります。
加湿空気清浄機「PURESTAGE(ピュアステージ)」
ACS-71D-W/N(左:パールホワイト/右:シャンパンゴールド)
主な特長
- 電気集じんユニットと自動再生脱臭ユニットを備えた新開発の「ピュアエバーエンジン」により、フィルター交換不要(注1)で集じん・脱臭性能を持続
- 電気集じんユニットと自動再生脱臭ユニットにより、集じん・脱臭ともにフィルター交換不要(注1)
- 高性能の電気集じんユニットは、静電気の力でPM2.5も強力に集じん
- 「高速メガフィルター」、「オゾンユニット」「消臭成分の放出」による独自の3段階脱臭方式「トリプル脱臭」で、タバコ臭を約3分(注4)で脱臭
- 大風量でありながら低騒音を実現し、部屋全体を静かに素早く浄化
- 最大風量時の音の大きさ(注2)を約40%カット(注3)する低騒音テクノロジー
- 空気の循環を作り出す独自の「4×3 気流™」(フォーバイスリー気流)で部屋全体の空気を素早く浄化
1. 電気集じんユニットと自動再生脱臭ユニットを備えた新開発の「ピュアエバーエンジン」により、フィルター交換不要(注1)で集じん・脱臭性能を持続
i. 電気集じんユニットと自動再生脱臭ユニットにより、集じん・脱臭ともにフィルター交換不要
新開発の「ピュアエバーエンジン」は、不織布フィルターを使用しない電気集じんユニットと独自の脱臭触媒「高速メガフィルター」を搭載した自動再生脱臭ユニットにより、集じん・脱臭ともにフィルター交換不要で性能を維持することを実現しました。電気集じんユニットで集めたPM2.5やハウスダスト等は、年に1回程度つけ置き洗いするだけで、集じん性能を回復させることができます。集じんユニットは、特別な部品や洗剤を使用する必要はなく、水洗いが可能です。脱臭ユニットの「高速メガフィルター」は、吸着したニオイの元を自動で加熱再生することにより、フィルター交換が不要です。
また、加湿ユニットは、水分を含んだ加湿フィルターにファンで風を送り気化させる方式の採用によりヒーター式に比べ消費電力が少なく、加湿フィルターの水洗いが可能で、集じん・脱臭と同様にフィルター交換不要で性能を持続します。
加湿空気清浄機「ピュアステージ」の内部機構のイメージ
ii. 高性能の電気集じんユニットによる静電気の力でPM2.5も強力に集じん
電気集じんユニットは、イオン放出部と捕集部からなり、吸引したPM2.5やハウスダストなどをイオン放出部で帯電させ、静電気の力で捕集部にある静電プレートに吸着させることにより、不織布フィルターで集じんする方式でおこりがちなフィルターの目詰まりが発生しないため、強力な集じん力を持続します。
電気集じんユニットのしくみのイメージ
電気集じんユニットとHEPAフィルターの仕組みのイメージ
当社従来機との集じん性能比較
- ◆「PM2.5」への対応 [0.1~2.5μmの粒子を99%キャッチ(注6)]
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換気等による屋外からの新たな粒子の侵入は考慮しておりません。
- PM2.5とは2.5μm以下の微小粒子状物質の総称です。
- この空気清浄機では、0.1μm未満の微小粒子物質については、除去の確認ができていません。
また、空気中の有害物質のすべてを除去できるものではありません。 - 32㎥(約8畳)の密閉空間での効果であり、実使用空間での結果ではありません。
iii. 「高速メガフィルター」、「オゾンユニット」「消臭成分の放出」による独自の3段階脱臭方式「トリプル脱臭」で、タバコ臭を約3分で脱臭
部屋の気になるニオイの成分を吸着し、化学的に分解して強力に脱臭する独自の「トリプル脱臭」により、タバコ臭を約3分(注4)、ペット臭を約6分(注5)で脱臭します。
(1) 独自の自動再生脱臭ユニットに搭載された「高速メガフィルター」で強力に脱臭
ニオイの成分を化学的に分解することにより、吸着のみの活性炭フィルターに比べ、強力な脱臭性能を発揮します。さらに、PTCヒーター*を採用したPTCヒーターユニットにより、「高速メガフィルター」の一部を覆った状態で効率的に加熱し、「高速メガフィルター」を定期的に回転させながら触媒を順次活性化して油のニオイなども強力に分解・除去し、脱臭力を再生します。
* Positive Temperature Coefficient ヒーターの略。自己温度調整機能を有したヒーター。
「高速メガフィルター」のイメージ
ニオイ成分除去率の変化(アンモニア臭)
(2) わずかに残ったニオイもオゾンの力(注7)で脱臭
「高速メガフィルター」では取れにくいわずかなニオイの成分もオゾンユニット内のオゾンで酸化分解し、脱臭します。
オゾンによるユニット内部の化学分解のイメージ
(3) 染みついたニオイも「消臭成分(注8)の放出」により脱臭
オゾンユニット内で生成された低濃度のオゾンを部屋に放出し、カーテンやカーペットなどに染みついたニオイを分解し、脱臭します。
消臭成分の放出による化学分解のイメージ
2. 大風量でありながら低騒音を実現し、部屋全体を静かに素早く浄化
i. 最大風量時の音の大きさ(注2)を約40%カット(注3)する低騒音テクノロジー
空気を従来の1方向から全方向に送り出すことを可能にした独自の「スクロールレスターボファン」と、不織布や活性炭のフィルターに比べて通気抵抗の少ない電気集じん方式と独自の脱臭方式を備えた「ピュアエバーエンジン」の低騒音テクノロジーにより、最大風量時の音の大きさ(注2)約40%カット(注3)を実現しました。
独自の「スクロールレスターボファン」と従来の「スクロール付きシロッコファン」のイメージ
ii. 空気の循環を作り出す独自の「4×3 気流」(フォーバイスリー気流)で部屋全体の空気を素早く浄化
前面4方向吸引で居住空間の空気を足元まで効率的に吸い込み、3方向放出で部屋全体を包み込むように循環させます。広いリビングルームの空気の汚れやニオイを静かに素早く集じん・脱臭します。
「4つの吸い込みと3つの吹き出し」のイメージ
その他の特長
i. 浮遊菌を抑制(注9)
独自の「4×3 気流」で本体内部に取り込んだ浮遊菌は、電気集じんユニットの捕集部で吸着され、オゾンユニットから放出される低濃度オゾンで抑制(注9)します。
ii. 見やすく操作しやすい操作パネル
前面上部の操作パネルは、空気の汚れ具合を示すクリーンモニター(4色LED表示)や、現在湿度のレベル表示、加湿フィルターや電気集じんユニットのフィルターお手入れランプなど、見やすく操作しやすい横一列の配置にしています。
仕様一覧・発売日・生産台数・希望小売価格
品名 | 加湿空気清浄機 |
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機種名 | ACS-71D |
色 | W(パールホワイト)、N(シャンパンゴールド) |
最大風量 | 7.1㎥/分 |
運転音 | 19~44(dB)(通常時、加湿時ともに) |
空気清浄適用床面積(注10)(目安) | ~30畳(49㎡) |
清浄時間(注10) | 8畳で約10分 |
加湿適用床面積(注11)(目安) | プレハブ洋室:~12畳(20㎡)、木造和室:~7.5畳(12㎡) |
加湿能力 | 160~440(mL/時) |
外形寸法 | 幅410 × 高さ600 × 奥行330(㎜) |
製品質量 | 13㎏ |
発売日 | 2014年11月1日 |
月産台数 | 8,000台 |
希望小売価格 | オープン価格* |
* オープン価格の製品は、希望小売価格を定めておりません。
注釈
- 注1 フィルター交換不要 :
- 定期的なお手入れが必要になります。(プレフィルター:掃除機掛け1回/月、電気集じんユニット:水洗い1回/年、脱臭フィルター:自動再生、加湿フィルター:水洗い1回/月)使用状況等によっては、お手入れの頻度が異なります。また、使用状況等によっては交換が必要になる場合があります。
- 注2 音の大きさ:
- 実際耳に聞こえる音の尺度として定められたSONE(ソーン)値。
- 注3 40%カット:
- 当社DAS-303D:運転音52dB/4.38SONE(急速運転モード時)とACS-71D:運転音44dB/2.63SONE(急速運転モード時)(弱運転モード時:19dB)とのSONE値比較で約40%低減。
- 注4 タバコ臭 約3分:
- タバコ臭の場合(当社調べ)、約13㎡の部屋でタバコ1本喫煙後、臭気強度が3から2に下がるまでの減衰時間。(官能試験による判定)タバコの有害物質(一酸化炭素等)は全て除去できません。
- 注5 ペット臭 約6分:
- ペット臭としてアンモニアを使用(当社調べ)、約13㎡の部屋でアンモニア放散後、臭気強度が3から2に下がるまでの減衰時間。(官能試験による判定)
- 注6 99%キャッチ :
- [試験方法] 日本電機工業会自主基準(HD-128)[判定基準] 0.1~2.5μmの微小粒子状物質を32㎥(約8畳)の密閉空間で99%除去する時間が 90分以内であること。(32㎥<約8畳>の試験空間に換算した値です)
- 注7 オゾン :
- オゾンは太陽の紫外線等により生成される物質で、酸化力があります。森林等の自然界にも0.01~0.05ppm程度存在しますが、オゾンユニットで生成されるオゾンは最大約0.03ppm以下にコントロールされています。オゾンは時間が経つとまた 酸素に戻ります。
- 注8 消臭成分 :
- 放出される低濃度オゾン(最大約0.03ppm)は時間の経過とともに酸素に戻ります。低濃度オゾンは、空気清浄機に再び吸い込まれた時に「高速メガフィルター」で分解するため濃度は高まりません。
- 注9 浮遊菌抑制 :
- 約30㎥ の試験空間での約60分後の効果であり、実使用空間での効果ではありません。浮遊菌 [試験機関] 上海市環境保護産品質量監督検験総駅 [試験方法] 約30㎥ の試験空間に、ある1種の菌を浮遊させ、製品を運転。約60分後の空気中の菌除去率を測定。(GB21551.3-2010) [試験結果] 約60分で99%以上の抑制。
- 注10 空気清浄適用床面積 :
- [清浄時間算出条件について] 適用床面積とは日本電機工業会規格(JEM1467)にて規定されている項目で、自然換気回数1(1回/時間)の条件において、粉じん濃度1.25mg/㎥ の空気の汚れを30分でビル衛生管理法に定める0.15mg/㎥ まで洗浄できる部屋の大きさを基準として定めている。[各畳数での清浄時間算出] 上記規格により、各畳数での粉じん濃度を1.25mg/㎥ から0.15mg/㎥ 、すなわち初期濃度の12%の粉じんになるまで の時間を算出している。
- 注11 加湿適用床面積 :
- 加湿適用床面積の目安は、日本電機工業会規格(JEM1426)に基づき、プレハブ洋室の場合を最大適用床面積とし木造和室の場合を最小面積としたものです。ただし運転モード、壁、床の材質、部屋の構造、使用暖房器具等によって適用床面積は異なります。
※ 「PURESTAGE」、「PUREVER ENGINE」および「4×3 気流」は、富士通ゼネラルの商標です。
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