PRESS RELEASE

2013年3月29日
株式会社富士通ゼネラル
(NO.12-V04-31)

地域に生息する固有種の保全活動を通じて環境への関心を高める

浜松事業所にビオトープ*を設置

当社は、環境負荷低減に向けた活動を継続的に展開しています。その活動を具現化するために定めた「第6期環境行動計画(2010年度~2012年度)」に基づいた生物多様性保全の取り組みとして、3月27日に浜松事業所敷地内にビオトープ*を開設し、地域に生息する固有種の保全活動に努めてまいります。

ビオトープ広場は、当事業所敷地内の南西部に設置し、砂礫底(されきてい)の小川、小池や築山などで構成しており、その規模は1,500m²です。広場には、静岡県内では浜松市浜名区を流れる都田川(みやこだがわ)に生息するヤリタナゴ、マツカサ貝などの希少な固有種に加え、減少傾向にあるメダカやホタルなどが定着して生息できるようにするとともに、草木が雑木林を形成するなど今後数年間をかけて、自然に近い形で生育環境を整えてまいります。

当事業所敷地内には、グループ会社である株式会社富士エコサイクルの家電リサイクルプラントがあり、毎年約1,000名が工場見学に訪れます。今般のビオトープ設置を機に循環型社会形成に向けたリサイクルの大切さとともに、生物多様性保全の必要性への理解が深まるよう普及啓発を図ってまいります。

ビオトープ広場の数年後のイメージ


小川


小池と築山


ビオトープ広場の概要

所在地   :
株式会社富士通ゼネラル 浜松事業所敷地内
(静岡県浜松市浜名区細江町中川1930番地4)
面積   :
1,500m²
投資額   :
21,000千円

 

ご参考

浜松事業所敷地内 ビオトープ設置図

ビオトープ広場(1,500m²)

ビオトープ広場 拡大図

雑木林と小滝(数年後のイメージ図)


浜松市浜名区を流れる都田川(みやこだがわ)に生息するヤリタナゴ、マツカサ貝


ヤリタナゴ
(体長10-13センチ)


マツカサ貝
(殻は約6センチ。ヤリタナゴは、このマツカサ貝に産卵します)


注釈

* ビオトープ :
ビオトープとは、「ビオ(生物・生きる)」と「トープ(空間・場所)」を合わせた言葉で、生物の生息環境を自然に近い状態で人工的に復元した空間のことです。

 

発表資料中の記載内容は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、ご了承ください。

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