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PRESS RELEASE

2013年4月26日
株式会社富士通ゼネラル
(NO.13-V01-07)

中国・「富士通将軍(上海)有限公司」内にテクニカルセンターを増強し、
製品設計の現地化を拡大

当社は、エアコン事業の拡大を目的に、エアコン製造子会社「富士通将軍(上海)有限公司」内のテクニカルセンターを増強し、製品設計の現地化を拡大します。これにより、生産現場や部材メーカーと直結した技術体制の整備を推し進め、コスト競争力の強化を図ります。

新テクニカルセンターは、現センターに隣接する新棟として建設し、設計、生産技術、部材調達、品質管理などを担う日本人や現地の技術者、スタッフをそれぞれ増強するとともに、最新の技術設備(カロリーメーター、無響音室、環境試験室等)を整え、現地での設計キャパシティの拡大を図ります。

また、試作品を使って部材ベンダーとコストダウンの設計改善を検討する「VE検討ルーム」や、生産現場と直結した連絡通路を新設するなど、開発現場と製品・部材の生産現場のコミュニケーションを一層高める工夫を取り入れております。

今回の新棟建設により、テクニカルセンターの床面積は4,795m²(従来の約2.5倍)となり、人員も130名(従来の約1.3倍)に増員し、2013年4月25日より本格的に活動を開始いたしました。総投資額は約7.2億円です。

当社では、2011年より技術部門を生産現場に隣接させて、部材メーカーや工場の現場と密に連携した技術体制づくりを進めており、2012年3月にその第一弾となる普及タイプの家庭用小型インバーターエアコンを中国・欧州市場に投入しました。

今回のテクニカルセンターの増強により、設計初期段階から製品や部品の生産効率を高める施策や素材の使用量削減につながる施策などを採りこみ、さらなるトータルコストダウンを推進してまいります。

日本においては、省エネ効率の向上や冷媒対応などの基幹技術の開発、高機能製品の開発、設計の標準化などを強化するとともに、今後も製品設計の現地化を推進し、競争力のある製品の開発を進め、エアコン市場での事業拡大を図ります。


新テクニカルセンター(中央)と専用通路(右)

 

ご参考

新テクニカルセンター概要

所在地  :
中国・上海市(富士通将軍(上海)有限公司 敷地内)
建築規模  :
延床面積 4,795m²  地上3階建て
主要設備  :
執務室、商談室、各試験室、会議室
試験設備(環境試験室、無響音室、カロリーメーター、恒温室、連続試験室他)
収容可能人員  :
150名
投資額  :
総額約7.2億円

 

発表資料中の記載内容は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、ご了承ください。

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