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PRESS RELEASE

2009年5月12日
株式会社富士通ゼネラル
（NO.09-N02-07）

	業界トップ（注1）の省エネ性能を実現した 中国向けフロアスタンド型インバーターエアコンを新発売 （AGQB25LCC / 19LCC）

このたび当社では、業界トップ^（注1）の省エネ性能を実現した中国向けフロアスタンド型インバーターエアコン2機種を開発し、4月中旬より発売いたしました。

中国のルームエアコン需要は約2,110万台^（注2）（2008年実績）で世界全体の35.6%を占めており、中・長期的には今後も堅調に伸長すると予測されます。また、中国家庭のリビング用エアコンの特徴としてフロアスタンド型のエアコンが好まれ、同国市場で約25%を占めております。

一方、中国では地球環境問題への対応や電力不足対策などを背景に、省エネルギー化に対する社会的な要請が急速に高まっており、エアコンにおいては2008年9月から省エネ規制が強化され、新省エネ基準^（注3）では一級から五級までの省エネランク表示制度が施行されており、今後さらに強化されようとしております。

こうした中で、当社は世界各地で実績のあるインバーター制御などの省エネ技術を活かし、業界トップ^（注1）の省エネ性能を実現したフロアスタンド型のリビング用エアコンを開発いたしました。

新商品は、独自の「高密度マルチパス熱交換器」、「ベクトルPAMインバーター制御」の搭載などにより、業界トップ^（注1）の省エネ性能SEER^（注4）4.65（25LCC）、5.18（19LCC）を達成することにより、新省エネ基準^（注3）で「一級」を取得いたしました。さらに「ベクトルPAMインバーター制御」により、圧縮機の最大出力を高め、業界トップ^（注1）の外気温2℃の低温時暖房能力8.2kW（25LCC）、6.5kW（19LCC）も同時に実現しております。

また、独自開発の「自動フィルターお掃除」機能を搭載し、ホコリの目詰まりによる電力消費量の増加を防ぐことにより、常に省エネ運転を維持できるようにするとともに、エアコンを使用していない時においても待機時の電力消費量を0.05W以下とし、環境に配慮した設計としております。さらにデザインにおいてもリビングルームにふさわしい高級感のある外観といたしました。

また、上記2機種のほか省エネ基準「二級」の標準タイプのフロアスタンド型エアコン（AGQA25 / 22 / 19LBC）3機種をラインナップに加え中国国内市場への拡販に努めてまいります。

当社では、同市場において省エネ性能に優れた商品を積極的に提案し、拡販をしてまいります。

中国向けフロアスタンド型インバーターエアコン（AGQB25LCC / 19LCC）

主な特長

主な仕様・発売時期・生産台数

注釈

注1 業界トップ :

5月12日現在 フロアスタンド型エアコンにおいて（当社調べ）。

注2 中国のルームエアコン需要は約2,110万台 :

出所。社団法人　日本冷凍空調工業会。

注3 新省エネ基準 :

中国GB21455-2008規格。

注4 省エネ性能SEER :

季節エネルギー消費効率（SEER: Seasonal Energy Efficiency Ratioの略。通常の年間の使用期間におけるセントラルの全冷房量（Btu / h）をその期間に投入される電力量（Wh）で割ったもの。

 

発表資料中の「価格」・「仕様」など記載内容は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、ご了承ください。