PRESS RELEASE
2009年2月24日
株式会社富士通ゼネラル
(NO.08-Y14-41)
富士通ゼネラルエレクトロニクスが
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この度当社の電子デバイス事業を支える株式会社富士通ゼネラルエレクトロニクス(当社出資比率100%;以下FGEL)は、エネルギー管理の優良工場として、「平成20年度東北七県電力活用推進委員会 委員長賞」を受賞いたしました。2月18日、仙台市にて表彰式が行われました。
FGELでは、2003年まで備品機器や照明の消灯管理、また大型設備のレイアウト変更による運転効率の改善など、省エネ対策を実施してまいりました。しかしながら、毎年の生産高増加とともに、CO2排出量も増加傾向となったため、2004年4月より事業革新活動と融合し、さらなる省エネルギー活動を実践してまいりました。
活動例としては、自社で使用するコンプレッサーの効率化、照明器具の個別管理、リフロー炉・乾燥炉などの高温で使用する機器の改善などにより、工場エネルギー原単位2004年度15.7kl/生産高(億円)から2007年度11.4kl/生産高(億円)へと27.4%削減いたしました。
これらの取組実績が評価され、エネルギー管理優良工場として同委員会の委員長賞を受賞いたしました。
FGELの主な省エネルギー活動としては、
- 工場で使用するコンプレッサーの効率化
- 照明器具の個別管理
- 生産エリアの集約
- リフロー炉、乾燥炉、高温槽などの高温機器の断熱化
- 工場屋根の遮熱断熱化
の5項目に重点をおいております。
FGELでは、今回の受賞を契機に、さらなる環境保護推進、CO2排出削減に努めてまいります。
「平成20年度東北七県電力活用推進委員会 委員長賞」の表彰状(左)と楯
ご参考
東北七県電力活用推進委員会 委員長賞とは
経済産業省では、省エネルギー施策の一環としてエネルギーの使用の合理化を図り資源の有効活用の促進に資するため、省エネルギーを推進し、エネルギー管理の成果が他の模範となる工場などを1967年より表彰しています。表彰内容は、経済産業大臣表彰(全国で1企業)、資源エネルギー庁長官表彰(全国で2企業)、経済産業局長表彰(各地区で1企業:東北の場合は7県で1~3企業)です。
東北七県電力活用推進委員会では、電気の有効活用の普及・啓蒙活動の一環として、委員会独自に電気の有効活用に優れた工場などを表彰(委員長表彰)するとともに、委員長賞を受賞した工場などから、これら国の表彰に値する、優れた工場、事業所を上記3賞の表彰候補として東北経済局に推薦しています。
- 注記
- 東北七県電力活用推進委員会とは、東北経済産業局、財団法人省エネルギーセンター、社団法人東北電気協会、県電気活用協議会、東北電力などで構成された団体で、電気の有効活用の普及・PR活動を通じて、地域の発展に寄与するための活動を展開しています。
株式会社 富士通ゼネラルエレクトロニクスの概要
- 商号 :
- 株式会社 富士通ゼネラルエレクトロニクス(略号:FGEL)
- 設立 :
- 1999年10月1日
- 創業 :
- 1964年3月3日
- 資本金 :
- 8億円
- 代表者 :
- 代表取締役社長 岸 俊行
- 本社 :
- 岩手県一関市相去3番地の1
FGELの主な省エネルギー活動
項目 | 内容 | 削減電気量 (3ヵ年.累計実績) |
金額 (3ヵ年.累計実績) |
---|---|---|---|
コンプレッサーの効率化 |
|
159.9Mwh | 2,334千円 |
照明機器の個別管理 |
|
532.8Mwh | 7,779千円 |
生産エリアの集約 |
|
306.2Mwh | 4,471千円 |
項目 | 内容 | 削減電気量 (3ヵ年.累計実績) |
金額 (3ヵ年.累計実績) |
---|---|---|---|
高温機器の断熱化 |
|
96.8Mwh | 1,413千円 |
工場屋根の断熱化 |
|
140.2Mwh | 2,044千円 |
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