PRESS RELEASE
平成17年9月28日
株式会社富士通ゼネラル
(NO.05-Y03-16)
「CEDIA EXPO 2005 AUSTRALIA」で最優秀賞を受賞プラズマディスプレイ(P42HHA40 / P50XHA40)液晶プロジェクター(LPF-D711) |
||
この度当社は、7月27日から30日までオーストラリアのゴールドコーストで開催された「CEDIA EXPO 2005 AUSTRALIA」(主催:CEDIA AUSTRALIA)において、フラットパネルディスプレイ、液晶プロジェクターを対象に実施された映像機器 SHOOT OUTにおいて、全5カテゴリー中、当社がエントリーした3カテゴリー全てで「最優秀賞」を受賞いたしました。
写真 : CEDIA EXPO 2005 の 最優秀賞楯
大きい画像 (JPEG : 63KB)
受賞の内容
CEDIAとは、Custom Electric Design & Installation Association の略で、AV機器から照明、ホームオートメーション、セキュリティ等のホームエンターテインメント設備の設計・施工を行う、家庭用電器設置業者の協会のことで、CEDIA EXPO は、CEIDA会員向けのイベントと展示会です。
今回行われたSHOOT OUT とは、複数の映像機器に同一の画を流し、画質の優劣のみを展示会開催期間中の来場者投票により公平に審査する方法です。これによって、インストーラーが先入観のない真の高画質映像機器を選定する重要なイベントです。
当社はこれまでもデジタル映像信号処理技術をコアコンピタンスとして、デジタルデバイスに最適な映像信号処理技術を追究してまいりました。この度の受賞は、プラズマディスプレイと液晶プロジェクターに搭載された画像処理エンジン「AVM-II」の生み出す高画質な映像が、来場者に高い評価を得たことによる成果です。
当社プラズマディスプレイは、オーストラリアで品質、画質においてナンバーワンブランドとして認知されておりますが、今回の「Best Award」の獲得により、一層の映像機器に対するブランドイメージアップを図ってまいります。
SHOOT OUT のカテゴリーとBest Awardを受賞した機種
カテゴリー | Best Award受賞機種 |
---|---|
Best Flat Panel Display Over 43" | P50XHA40US( 50インチプラズマディスプレイ ) |
Best Flat Panel Display 43" or under | P42HHA40US( 42インチプラズマディスプレイ ) |
Best Front Projector over $15,000 | LPF - D711( フルHD対応液晶プロジェクター ) |
ご参考( 1 ) CEDIA EXPO 2005 AUSTRALIA
開催期間 | : | 2005年7月27日 ~ 7月30日(4日間) |
場所 | : | GOLD COAST CONVENTION AND EXHIBITION CENTRE Gold Coast, Queensland, Australia |
出展社数 | : | 72社 |
来場者数 | : | 約2,500名(うち当社ブースへは約1,500名が来場) |
主催 | : | CEDIA AUSTRALIA |
ご参考( 2 ) 画像処理エンジン「AVM - II」について
プラズマディスプレイは、パネルの放電を制御する「パネル駆動制御技術」と映像信号を最適化する「映像信号処理技術」の2つの技術によって画質表示を実現しています。
当社は1993年に世界初のフルカラープラズマディスプレイを発売して以来、PDPの発光原理や駆動方式に合わせ、その性能を極限まで引き出すデジタル映像信号処理技術の研究開発を行ってまいりました。2001年には、業界初の1チップデジタルLSI化した「AVM」を開発、2002年にはプラズマディスプレイとして初めてエミー賞を受賞するなど、その高画質が全世界から認められ、高い評価を得ております。
「AVM-Ⅱ」は、当社が蓄積したノウハウを活かした映像処理回路の高精度化、高性能化をさらに進化させ、全世界的なデジタル放送への切換えやHDレコーダーなどのデジタルストレージの普及に合わせて
- デジタル映像を編集・配信する際に発生するデジタルノイズを抑制する「デジタルノイズリダクション」
- ヒトの眼の特性にあわせ、暗い映像での階調表現力を、設計上最大千京(10の19乗)色まで多段階に高めた「低輝度多階調化処理」、
- ヒトの眼を通した色再現の忠実さを徹底的に追求し、画素ごとに色味を認識し補正する「ナチュラルカラーチューニング」、
- 画面内各部の映像内容を自動的に認識し、文字はクッキリと、人物や風景は滑らかに表現する「IAP(Image Adaptive Processing)」などの新技術を開発、搭載しております。
これらの新技術を含め、当社独自の高画質回路群を「高精細デジタルマルチコンバージョン(HDDMC)」 技術に融合することで、さまざまな種類の入力信号や表示映像に合わせた各処理を連携させ、従来の概念を超越する高画質表現を可能にしております。
画像処理エンジン「AVM - II」
50インチプラズマディスプレイ
「P50XHA40US」
フルHD液晶プロジェクター
「LPF - D711」
お問い合わせ先