PRESS RELEASE
2020年10月12日
株式会社富士通ゼネラル
20-N05-28
業界初(注1)不在時にAIが自動で熱交換器を加熱除菌
学習した生活リズムに合わせてカビ菌・細菌を除去(注1)する「ノクリア®」Xシリーズ発売
当社は「熱交換器加熱除菌(注1)」など充実した清潔機能に加え、快適な室温をキープしながらしっかりと除湿も行う「さらさら冷房®」機能を搭載したAIエアコン「nocria®(ノクリア)」Xシリーズ(以下、Xシリーズ)を2020年11月14日より発売します。
【新製品の特長】
1. 当社独自の「熱交換器加熱除菌」と高い集じん力(注2)の「プラズマ空清」で清潔を保つ
使う人の生活リズムをAIが学習し、業界で初めて(注1)不在時に自動で「熱交換器加熱除菌」を行います。「熱交換器加熱除菌」は、熱交換器に付着したカビ菌や細菌を湿熱効果(注3)により10分で除去します。また、様々な生活パターンにも柔軟に対応できるよう、加熱・除菌の全工程を最大35分と大幅に短縮しました。さらに、電気集じん方式を用いた「プラズマ空清」により空気中のウイルス(注4)やカビ菌(注4)・細菌(注4)なども除去し、お部屋の空気を清潔に保ちます。
2. 夏の猛暑や蒸し暑さなど日本の気候に合わせた機能と設計
冷房運転中に室温が設定温度付近まで下がった後も、自動で再熱除湿運転に切り替える「さらさら冷房」を搭載し、さらさらで心地よい空気をつくりだします。
また、近年の猛暑に対応し、Xシリーズは外気温50℃の過酷な環境下でも運転が可能な設計としています(今後発売する「ノクリア」は全機種対応予定)。
3. ハイブリッド気流™で室内全体の快適さを実現
両サイドのデュアルブラスター®とセンターファンが温度と速さの異なる気流を吹き分け、夏は冷風が直接当たる肌寒さを抑え、冬は足元からお部屋を暖めます。さらに、AIが温度ムラのできやすい場所や時刻を学習し、先回りして気流を吹き分けるため、お部屋の環境や使う人の生活リズムに合わせた「オーダーメイド快適®」を実現します。
XシリーズのAIは、エッジ(本体)とクラウドの両方のAIを使用した「ダブルAI®」であり、当社が蓄積したエアコンに関するデータと、株式会社富士通研究所が30年以上研究している人工知能の技術を融合して開発しました。さらに、データ収集や学習、予測制御の役割を富士通株式会社のAI技術である「FUJITSU Human Centric AI Zinrai」とXシリーズで分担・連携させることにより、高精度かつ高速なレスポンスを実現しています。
注釈
- 注1:
- AS-X221Lにおいて。当社調べ。AIで人の在不在を予測して自動で熱交換器を湿熱効果で除菌。【試験方法】外気27℃、湿度78%の試験室(約6畳)において。加熱除菌運転前と後との比較。10分間で細菌99%以上、カビ菌99%以上の減少を確認(細菌1種、カビ菌5種で評価)。
- 注2:
- AS-X221Lにおいて。【試験方法】32㎥(約8畳)の密閉空間で確認。風量設定:強風(当社調べ)。条件によって集じん力が低下する場合があります。
- 注3:
- 水分を加熱してお湯の状態で除菌する効果。
- 注4:
- AS-X401L2において。空気中に浮遊するウイルスの抑制、カビ菌・細菌の除去効果については、第三者機関にて25㎡の密閉空間で試験。ウイルスは120分、カビ菌は63分、細菌は118分で99%減少。実使用空間での実証結果ではありません。
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*「nocria」は株式会社富士通ゼネラルの世界的な商標です。「ノクリア」は株式会社富士通ゼネラルの登録商標です。