PRESS RELEASE

2020年7月1日

株式会社富士通ゼネラル

20-Y03-12

エアコンを活用した実証実験を共同で開始

佐賀県多久市およびNPO 法人価値創造プラットフォームと連携

当社は、佐賀県多久市および、NPO 法人価値創造プラットフォームと連携し、7 月1 日よりエアコンを活用した実証実験(注1)を開始します。実証実験は参加を希望する多久市地域住民約30 名を対象に、2021 年3 月31日まで実施予定です。

実証実験は、佐賀県多久市の住民を対象に、当社がエアコンを提供・設置し、データの収集を行います。なお、参加者の募集やアンケートの回収は、NPO 法人価値創造プラットフォームが行います。

【実証実験の内容】

・エアコンに内蔵のセンサーや操作内容の情報を収集

・参加者による1 日1 回のアンケート回答と併せて分析し、居住者の行動認知データ(注2)を確立

・行動認知データを居住者の生活に役立つサービスへ活用できるか有効性を検証

生活家電であるエアコンは「見られている、監視されている」といった心理的な負担を低減しながら、居住者の生活を見守るデバイスとしての活用が期待できます。エアコンの行動認知データの有効性検証を目的とする今回の実験結果をもとに、居住者の健康や安心・安全に向けた活用を検討していきます。

当社は今後も、エアコンを活用しお客様や社会の課題解決に貢献するため、様々な取り組みを行っていきます。

エアコンを活用した実証実験の全体図

エアコンを活用した実証実験の全体図

注釈

注1:
エアコンが検出する様々な情報を、居住者の生活に役立つサービスに活用できないか検証
注2:
居住者の宅内での活動量や在/不在といった情報

拡大画像

エアコンを活用した実証実験の全体図(JPG: 300KB)