川崎本社内に「空調技術棟」竣工 開発拠点の集約と大型空調機の技術開発力の強化

この度当社では、本年1月より川崎本社敷地内において建設を進めてまいりました技術新棟（名称「空調技術棟」）が、10月15日に竣工いたしましたのでお知らせいたします。

今回、総額約55億円を投じて建設した「空調技術棟」は、本社（家庭用小型空調機などの開発）と浜松事業所（業務用大型空調機、ビル用マルチエアコンの開発）に分散していた開発体制を集約することで、基幹技術・商品開発力を強化することを目的としており、特に、省エネなどの環境対応を始めとする最先端商品の開発を行います。

「空調技術棟」には、主に大型空調機用の試験設備を導入するとともに、建物自体をビル用マルチエアコンの実験棟として位置づけ、性能・品質検証設備等を充実させることで、実地試験の環境を織り込んだ建物として活用いたします。

また今後、ビル用マルチエアコンの開発に欠かせない、高低差試験塔（60m）を「空調技術棟」隣接地に建設予定です。

2005年10月に強化した小型の空調機試験設備に加え、「空調技術棟」の竣工と大型試験設備の充実により、小型空調機から大型空調機までの開発力を大幅に増強するとともに、小型・大型の技術の融合と開発効率向上を図ります。

これにより、世界市場において、小型空調機から大型空調機にいたるまでの拡販をさらに推進し、より一層の空調機事業の拡大を目指してまいります。

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