PRESS RELEASE
平成16年5月17日
株式会社富士通ゼネラル
(NO.04-Y02-05)
平成15年度 特定家庭用機器廃棄物の再商品化等実績報告について |
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当社は、環境保全活動を企業経営の重要な課題と捉え、地球環境保全への貢献と企業活動の調和を目指した事業活動を行なっております。特に、商品の省エネルギー化・3R(*)設計や、製造段階などさまざまな過程で発生する環境負荷の低減に取り組んでおり、その一環として、全国16プラントにおいて、ユーザーが不用とした特定家庭用機器廃棄物指定4品目 ( エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機 ) の再商品化等を実施しております。
このたび、平成15年度特定家庭用機器廃棄物の再商品化等につき、実績をとりまとめましたので、家電リサイクル法22条2項に基づき公表いたします。
- (*)
- 3Rとは、Reduce ( リデュース : 廃棄物の発生を抑制すること )、Reuse ( リユース : 部品などを再使用すること )、Recycle ( リサイクル : 資源として再利用すること ) のこと。
当社の再商品化等実績報告
当社の特定家庭用機器廃棄物「エアコン」、「テレビ」、「冷蔵庫」、「洗濯機」の4品目について全国の指定引取場所での 引取台数は約196千台、再商品化処理台数は約195千台、再商品化等処理重量は8,921トンとなりました。そのうち再商品化 重量は6,453トンで、再商品化率は4品目合計で72%を達成しました。なお、4品目ともに法定基準値を14~29ポイント 上回っております。詳細は下記をご参照ください。
この他に、238トンの熱回収可能物について「熱を得ることに利用する者」に譲渡しました。
- 特定家庭用機器廃棄物実施状況の総括報告
エアコン テレビ 冷蔵庫 洗濯機 4品目合計 指定引取場所での引取台数 台 64,778 23,597 91,111 16,258 195,744 再商品化処理台数 台 64,395 23,539 90,506 16,286 194,726 再商品化等処理重量 トン 2,784 619 5,038 480 8,921 再商品化重量 トン 2,342 523 3,272 316 6,453 再商品化率*1 % 84 84 64 65 72 法定基準値 % 60 55 50 50 - - (*1)
- 再商品化率とは、「再商品化重量/再商品化等処理重量」です。(小数点以下切り捨て)
- (*2)
- 引取台数と処理台数の差は、「年度締め時点での処理在庫」分です。
- 施行規則第47条第1号に基づく報告
- 再商品化等に必要な行為を開始した年月日および終了した年月日
エアコン テレビ 冷蔵庫 洗濯機 開始日 平成15年 4月 1日 終了日 平成16年 3月31日 - 製品の部品または材料として利用するものに有償または無償で譲渡しうる状態にした場合の当該部品および材料の総重量
エアコン テレビ 冷蔵庫 洗濯機 4品目合計 鉄 トン 728 54 2,140 184 3,106 銅 トン 157 25 34 5 221 アルミニウム トン 7 1 15 1 24 非鉄・鉄など混合物 トン 1,324 3 725 82 2,134 ブラウン管ガラス トン - 372 - - 372 その他有価物 トン 126 68 358 44 596 総重量 トン 2,342 523 3,272 316 6,453 - 冷媒として使用されたものを回収した総重量
エアコン テレビ 冷蔵庫 洗濯機 4品目合計 冷媒として使用されていたもの kg 34,116 - 9,515 - 43,631
- 再商品化等に必要な行為を開始した年月日および終了した年月日
今後の取り組み
今後も、家電リサイクル事業(株式会社富士エコサイクル)での技術蓄積を一層推進するとともに、ここで得られた技術ノウハウを設計開発に生かし、リサイクルしやすく環境に配慮した商品群の開発やリサイクルしやすい材料の選定、新商品の再商品化率向上に活かしてまいります。
以上
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発表資料中の記載内容は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、ご了承ください。