PRESS RELEASE

平成11年2月15日
株式会社富士通ゼネラル
(NO.99-N08-08)

~ネットワーク機能搭載の42型ワイドプラズマディスプレイ~

プラズマビジョン® ネットワークモデル

新  商  品  発  表  資  料

当社はこの度、42型ワイドプラズマディスプレイ≪プラズマビジョン®≫のラインナップ強化の為、新開発のネットワーク機能を搭載した≪プラズマビジョン®・ネットワークモデル≫を国内・海外市場向けに3月より発売します。

発売の背景

当社は、平成5年より業界初の21型プラズマディスプレイ《プラズマビジョン®》を販売し、平成8年11月には世界初の業務用42型ワイドプラズマディスプレイを他社に先駆けて発売、平成9年11月に42型ワイドプラズマディスプレイ《プラズマビジョン®V・ホームシアター®》を発売、更に平成10年3月より世界最高レベルのハイコントラストパネル(コントラスト比 400 : 1)を搭載した42型ワイドプラズマディスプレイ《プラズマビジョン®》を、今年1月にはPCカードスロットを搭載した《プラズマビジョン® PCカードビューワーモデル》を発売してまいりました。

《プラズマビジョン®》は、薄型・大画面・軽量・広視野角・磁気の影響を受けない等の特長を持ち、これまでにも公共施設・金融機関・空港・病院・学校・レストランなどさまざまな場所に設置・使用され、国内外で大変好評を得ております。

昨今の情報の高度化,システム化に対応するためには映像情報機器のネットワーク化が不可欠です。従来のディスプレイをネットワークに接続するには、パソコンの設置とその設置場所の確保や多大な工事費用が必要でした。

そこでこのたび当社では、このような問題を解決するために、世界で広く使用されている10Base-T / 100Base-TXに準拠し、プラズマディスプレイに適した独自のネットワーク回路を搭載する事により、ホストサーバからのコンテンツ(画像・音声)を直接再生することができる《プラズマビジョン®・ネットワークモデル》を商品化いたしました。
《プラズマビジョン®・ネットワークモデル》は、VTRやDVD等の各種映像機器の表示に加え、LANで配信されるコンテンツを表示することができます。 LANに接続された複数の《プラズマビジョン®》に個別情報を表示したり、頻繁に表示内容を更新するような、電子ポスター,各種インフォメーション用途において最適です。

《プラズマビジョン®・ネットワークモデル》は、大容量のコンテンツを瞬時に配信できる最新の高速LANに対応しています。 又、ウェイク・アップ・オン・ラン(Wake Up On LAN)機能を搭載しており、電源の遠隔制御もホストサーバーから自動で行なえるため、高信頼性、低コストなシステム構築が可能となります。

更に、《プラズマビジョン®・ネットワークモデル》は、新開発のグラフィックアクセラレータにより、アスペクト比16 : 9の《プラズマビジョン®》に合わせクッキリとした鮮やかな画像を表現できます。

当社は今後とも、ブラウン管では達成出来ないプラズマディスプレイの特長を活かした《プラズマビジョン®》商品を開発し、一般家庭用途から公共・企業向けなど広範囲にわたって『快適映像空間の創造』のために提案を続けてまいります。

商品名 42型ワイドプラズマディスプレイ
プラズマビジョン® ネットワークモデル
機種名 PDS4206J-H (国内向け)
PDS4206W-H (海外向け)
標準価格 オープン
発売時期 3月
《プラズマビジョン®》 , 《ホームシアター®》は当社の登録商標です。

商品の特長

VTRやDVD等の映像信号の表示に加え、LANで配信されるコンテンツを表示することができます。

  1. ネットワークに直接接続可能。(RJ-45コネクタ装備)
    ネットワークの通信機能を搭載していますので、直接ネットワークに接続でき、パソコンの介在が不要です。
  2. 表示コンテンツをネットワークでデジタル配信。
    デジタル信号で配信されますので、遠距離配信でも劣化が有りません。
    しかも複数台に同時または独立に配信することができます。
  3. コンテンツの表示効果を高めるサウンド機能搭載。
    音声も画像と同時にデジタル配信出来ます。
  4. 多種のフォーマットファイルに対応。
    ビットマップファイルの他、JPEG,MPEG1,AVIファイル,実行形式のファイル等に対応し、静止画と簡易動画再生が可能です。

最新の高速LANに対応。

10Base-T / 100Base-TX(高速モード)に自動切替で対応します。既設のLANシステムを変更なく、接続が可能です。

ウェイク・アップ・オン・ラン(Wake Up on LAN)機能搭載。

LANを経由して、《プラズマビジョン®・ネットワークモデル》の電源が遠隔制御できます。複数の《プラズマビジョン®》が広範囲に設置されたシステムの場合でも、一箇所で起動 / 終了の制御が容易に出来ますのでシステム運営が安価になります。

新開発のアスペクト比16 : 9のグラフィックアクセラレータ機能。

852(横) × 480(縦)ドットのアスペクト比16 : 9の画素にあった表示信号を再生します。これによりクッキリとした鮮やかな画像を表現できます。

当社開発のソフトウェア『プラズマウエーブ』に対応。

ソフトウェア『プラズマウエーブ』を使用することにより、表示コンテンツの編集・表示スケジュールの管理が簡単にできます。また、表示コンテンツを引き立てるテロップ表示やフラッシング表示のほか、緊急情報の割り込みにも対応しています。

主な仕様

項目 仕様
外観色 グレー
定格入力電圧 AC100V 50/60Hz(国内)
AC120V~240V 50/60Hz(海外)
消費電力 380W(リモコン待機時 4W)
外形寸法 幅103.5 × 高さ64.0 × 奥行15.0 [cm]
質量 42.0kg
画面サイズ 幅92.0 × 高さ51.8 [cm] 〔対角105.6cm〕
画面アスペクト比 16 : 9
表示画素数 水平852 × 垂直480 [画素]
(画素ピッチ1.08 × 1.08 [mm] )
表示色数 1677万色(RGB 各256階調)
視野角度 上下左右160度以上
表示モード
  1. ビデオ / Sビデオ入力時 :
    ノーマル / オート(自動選択) / ワイド1 / ワイド2 / ズーム1 / ズーム2
  2. コンポーネントビデオ入力時 :
    ノーマル / ワイド1 / ワイド2 / ズーム1 / ズーム2
  3. LAN画面表示(RGB)時 :
    ノーマル / ワイド(16 : 9ビデオアクセラレータ)
外部接続端子 LAN入力 RJ-45端子
10Base-T / 100Base-TX自動切替
Wake Up On LAN機能
ビデオ入力 1系統(BNC)
コンポーネントビデオ入力 1系統(BNC)[Y , Pb / B-Y , Pr / R-Y]
音声入力 1系統(ステレオミニジャック)
500mVrms / 22KΩ以上
制御 1系統(D-sub9ピン)(RS232C準拠)
音声出力 2W + 2W(EIAJ)スピーカ2個内蔵
適用規格 PDS4206J-H(国内)
  • 情報処理装置等電波障害自主規制協議会VCCIクラスA
  • 高調波ガイドライン適合
    PDS4206W-H(海外)
  • UL1950, CSA950, IEC950, FCC classA, ICES-003 classA
  • CEマーキング適合(低電圧指令 : EN60950, EMC指令 : EN55022classA, EN50082)

以上

 

発表資料中の「価格」・「仕様」など記載内容は、発表日現在のものです。
予告なしに変更されることがありますので、ご了承ください。

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