Hospision® 外来患者案内システム NAVIT®

外来患者案内システム NAVIT®は、生産を終了いたしました。 掲載内容は、発表当時の情報です。

患者様のご案内でこのような悩みはありませんか?

  • 患者様からの診察順番・時間の問い合わせが多い(本来の業務に集中できない・中断が多い)
  • 患者様から順番を名前(個人情報)で呼んで欲しくないとご意見をいただく
  • 診察時、患者様が不在で探し回らなければならない(診察効率が悪い)
  • 待合室が話し声や呼び出し音、呼び出しの声などで騒がしい
  • 待合室に患者様が集中し院内感染が心配
  • 待合室を広くとらなければならず病院施設のレイアウト設計に制限がある

NAVIT®とは?

患者様と病院様を直接繋ぐ情報システムです。

院内でNAVIT®端末を携行することにより、院内の共通待合ロビー、カフェ、レストランなどで安心して有効に待ち時間を過ごすことができます。

いつでもどこでも患者様と病院様との良質なコミュニケーションを構築し、患者様への安心感と病院様への効率性を高めるシステムです。

NAVIT®運用の流れ

受付から会計まで、病院での1日を安心してお過ごしいただけます。

受付

受付のイメージ

初診の場合は窓口、再診の場合は自動発行機で受付を行い、NAVIT®端末を受け取ります。受付された患者様のNAVIT®端末には、当日の予定が表示されます。

診察待ち

診察待ちのイメージ

診察の進捗状況や行き先を案内します。お知らせがくるまで、院内の喫茶店や売店などでお待ちいただくなど、時間を有効に使えます。

受診

受診のイメージ

診察の順番が近づくと、NAVIT®端末より診察室近くへ誘導ご案内します。また、診察の順番になると、診察室へ入室を案内します。

会計

会計のイメージ

診察終了後、ブロック受付などでNAVIT®端末のバーコードを読み込ませ会計の受付をします。計算が完了するとNAVIT®端末でお知らせするので、自動精算機にバーコードを読み込ませて精算し、NAVIT®端末を返却します。

運用システム

大規模病院に限らず、中小規模病院でも利用できます。

システム構成

大規模病院向けシステム

大規模病院向けシステム構成例

中小規模病院向けシステム

中小規模病院向けシステム構成例

NAVIT端末®

特長

  • 大きな文字で豊富な情報量
  • ボタン1つのシンプルな操作性
  • 落下や紛失を防ぐ、ストラップ付ホルダー
  • 文字、振動、音でお知らせ
  • 目に優しく、バーコードリーダーにも対応する電子ペーパーを採用
  • 低消費電力で週一度の充電でOK
  • 高レスポンスの独自無線方式

機能

患者様の情報 患者ID、氏名、バーコード、本日の受付番号を表示します。
ご案内 診察室近くへの誘導や、診察室内へのお呼び出しを文字、振動、音で通知します。
個別のお知らせ 医師から患者様個人に送信したメッセージを表示します。
本日の予定 診療科、予約時間、担当医などを表示します。

主な仕様

本体 寸法 146(H)×96.5(W)×8.9(T)mm
質量 139g
電子ペーパー 画素数 800(H)×600(W)dots,200dpi
表示領域 101.6(H)×76.2(W)mm,5inch
無線通信 通信規格 IEEE802.15.4準拠
周波数帯 2405~2480MHz
伝送速度 250kbps
プロトコル FBStar(富士通独自)

富士通独自のプロトコル 「FBStar」

富士通独自の通信方式と無線ネットワークの構築技術により、病院内外の無線が混在する環境でも円滑な通信を実現しています。多数の外来患者がNAVIT®端末を携帯する状況でも、各外来患者の診察の進捗に合わせ、個別に案内を配信できます。

※ FBStar : Fujitsu Beacon Star Network

外観寸法

146(H)×96.5(W)mm

発行機

窓口発行機

初診または再診患者様に、窓口でNAVIT®端末を発行します。

外形寸法:125(W)×110(D)×140(H)mm

質量:2kg

自動発行機

再診患者様に、自動でNAVIT®端末を発行します。最大で300枚収容できます。

外形寸法:950(W)×970(D)×1455(H)mm

質量:153kg

アクセスポイント

NAVI Port

独自プロトコルの通信方式により、1分間に280台のNAVIT端末へ配信可能。

無線:IEEE802.15.4 無線周波数2.4GHz オリジナルプロトコル

LAN:10/100Mbit Ethernet

外形寸法:139.5(W)×143(D)×51(H)mm

質量:400g

患者誘導システム

呼出機能

各待ち順番のステータスにより、NAVIT®端末に呼出しがリアルタイムに配信されます。

お知らせ送信機能

登録した(固定)のメッセージや任意のメッセージを患者様のNAVIT®端末へ自動送信が可能です。

到達確認機能

NAVIT®端末への送信状況が一目で分かります。

周辺機器・オプション

マガジン

自動発行機や充電装置にセットします。最大で25枚収容できます。

外形寸法:101(W)×382(D)×85(H)mm

質量:980g

充電装置

最大で50枚まとめて充電できます。週一回の充電でOKです。

外形寸法:300(W)×431(D)×261(H)mm

質量:11kg

自動回収機

持ち出し防止のため、自動精算機と連動し、確実に回収します。

外形寸法:1100(W)×890(D)×1550(H)mm

質量:500kg

NAVIT®導入の効果

患者様

「呼んでくれるという安心感」

  • 診察順番・時間を気にせず診察を待つことができる
  • 診察室の前にいる必要がなく時間を自由に使える
  • 診察室の前にいる必要がなく自由な場所で過ごせる
  • 当日次に向かう場所・予定が手元でわかる
  • リアルタイムに情報が来るので、忘れられていない感(安心感)がある
  • 受付を済ませれば持ち物はNAVIT®端末のみでOK(基本票・診察券は不要)
  • NAVIT®端末を家族が持つことで家族の方も安心して付き添いができる

病院様

「患者様との良質なコミュニケーションを構築」

  • 患者様がどこにいてもNAVIT®でお呼出しができ、プライバシーを保護できる
  • 待ち時間に関する問合せやクレームの減少により、スタッフは本来業務に集中できる
  • 受付や診察室へのスムーズな誘導により、探す手間が激減
  • 確実な事前呼出、前倒し診療を可能とし診察効率の向上につながる
  • 待合室の多様化により苦痛の待ち時間を患者サービスの時間に変換
  • 患者様の分散化により病院スペースの有効活用が可能となり病院施設設計の自由度が高くなる
  • 患者様の分散化により院内感染の予防に効果がある

導入事例のご紹介