富士通ゼネラル グループ 電子デバイス事業
カメラ、電子部品、ユニット製造を柱に、ソリューションビジネスを展開しています。お客様が抱える技術・品質・コスト等の課題解決で、各産業分野にて高い評価を得ています。
車載カメラは、独自の画像処理技術を内蔵した商品を開発し、高性能・高機能を武器に業界をリードしています。世界で初めてカメラ本体による物体認識処理を実現したリア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)システムは、車両後方の左右から迫ってくる物体を検知し、警告音やモニターのインジゲーターの点灯によってドライバーに危険を知らせる運転支援のキーデバイスとして注目されています。
電子部品・ユニット製品は、パワーエレクトロニクスを中心に、ロボットコントローラーやモーター駆動装置等の産業機器において、省エネ製品の開発により高効率化を推進、また環境機器への取り組みにも力を入れており、エコロジーに貢献しています。
国内外のお客様に密着し、お客様のご要望に対してスピード感をもって対応するとともに、商品設計から製造、販売まで一貫したものづくりで商品を提供していきます。
HDR(ハイダイナミックレンジ)アナログハイビジョン車載カメラの開発
車載カメラは、2018年以降のアメリカでのバックカメラ装着義務化、車両全周囲用カメラや先進運転支援システムの普及により、2020年には1億2,000万台の世界市場規模が見込まれています。
日本ではカーナビ普及率が約7割(乗用車)となり、モニターは7インチから10インチへと大型化が加速、カメラは多画素による高精細化への移行が始まりました。
富士通ゼネラルエレクトロニクスは、2016年には伝送線を変えずに高精細映像を送るアナログハイビジョンカメラ(業界初)を開発し、2018年には逆光など明暗差が大きいシーンに有効なHDR機能を取り入れたカメラを開発しました。
富士通ゼネラルグループでは、お客様に喜んでご使用いただける新製品を好奇心と情熱をもって開発し続け、世界に向け安心と安全を提供できるよう努めていきます。
- ※
- アナログハイビジョンとは、高画質のデジタル映像を伝送時にアナログ情報に変換し、伝送後に再度デジタル情報にすることでハイビジョン画質の映像が伝送・記録できるシステム。