そのときのお部屋の状況に適した運転の種類を、AIが自動的に設定して運転します。

• 運転を開始したときのお部屋の温度に合わせて、次のように運転の種類と設定温度（標準温度）を選びます。右図はお買い上げ時の状態（標準温度）です。お客様の操作を学習して、設定温度（おすすめの温度）は変わります。（→ 体感温度予測）

• AI自動運転を設定すると、AIを使用するため、初期設定の「遠隔操作」が自動で「有効」に設定されます。また、温度ムラを検知するため、「快適おまかせ気流」が自動で「入」に設定されます。

  • AI自動運転中に「遠隔操作」を「無効」に設定すると、お買い上げ時の状態（上図）で運転を行います。

  • AI自動運転中に「快適おまかせ気流」を「切」に設定すると、設定中の風量、風向にしたがって運転します。温度ムラを予測した吹き分けはできません。

• AI自動運転で運転を開始したときは、運転の種類を選ぶため、1 分間ごく弱い風で送風運転を行います。

• 監視運転になるとごく弱い風で送風運転を継続し、お部屋の温度が 22℃未満に変化すると暖房運転に、24℃以上に変化すると除湿運転に自動的に切り換わります。

• AI自動運転を停止したあと、2 時間以内に再度運転した場合は、停止前と同じ内容の運転になります。

• AI自動運転の内容がお好みに合わないときは、手動運転（冷房・暖房・除湿・送風運転）でお使いください。

お部屋の状況やお客様の設定温度の変更パターンを学習して、AI自動運転時の設定温度をAIが変更します。
AIが設定温度を変更した場合、「ノクリアアプリ」に表示され、確認することができます。

• お客様が設定温度を変更するパターンを学習していくため、暑い、寒いと感じたらこまめに設定温度を変更するようにしていただくと、AIの精度が高まっていきます。AI自動運転以外の運転時（冷房・暖房・除湿・送風運転）も、AIは学習を行います。（AIが設定温度を自動で変更するのはAI 自動運転時のみです。）

• AIによる設定温度の変更の履歴を、「ノクリアアプリ」から確認できます。

お部屋に温度ムラができる時間や場所を学習して、温度ムラができないようにAI自動運転時の風量・風向をAIが変更します。
AI自動運転中に「快適おまかせ気流」を「切」に設定すると、風量・風向は変更されなくなります。（→ 快適おまかせ気流）

AIがお住まいの建物の熱負荷を学習し、設定温度になるまでの到達時間を推測して入タイマーを働かせます。

＜学習データを利用した入タイマーの事前運転＞
入タイマーを設定したとき、設定した時刻には快適な温度になるように早めに運転を開始します。

• 事前運転中に運転を停止することができます。その後、入タイマーの設定時刻になると運転を開始します。

• 送風運転で運転を開始する場合は、事前運転は働きません。

＜気象情報をもとにした入タイマー予約の提案＞

• お住まいの地域周辺の天気予報のデータから、早朝や夕方に一定以上暑くなることや寒くなることを検出し、入タイマーの予約設定をスマートフォンへ提案します。

• 一定回数提案を行うと、そのシーズンは提案を行わなくなります。

  ※ 提案のプッシュ通知を働かせたくないときは、「ノクリアアプリ」の「運転提案通知」を「切」に設定してください。　

人感センサーで検知した人の在室状態をAIが学習することで、エアコンの機能をより便利に働かせることができます。

＜不在ECO （→ 不在ECO）＞
お部屋に人がいない時間を予測して、設定温度の制御や運転の休止・停止を素早く判断します。

• 「ノクリアアプリ」の「AI不在 ECO設定」を「AIオートオンオフ」に設定してください。

＜加熱除菌 （→ 熱交換器加熱除菌）＞
お部屋に人がいない時間を予測して、自動で加熱除菌を行います。

• 「ノクリアアプリ」の「AIお手入れ設定」を「AI加熱除菌＋内部クリーン」に設定してください。
• 熱交換器を加熱する前に、スマートフォンへプッシュ通知を行います。このときにキャンセルを選ぶことができます。

＜入タイマー予約、運転開始の提案＞
お部屋を使う時間を予測して、起床・帰宅時のタイミングでスマートフォンへ入タイマーの予約設定を提案したり、就寝前に運転開始を提案したりします。

• 「ノクリアアプリ」の「AIタイマー機能設定」を有効にしてください。
• AIが学習中の場合は、おすすめの時刻に提案を行います。