PRESS RELEASE

(環境関連)

  • 2016年6月3日
  • 株式会社富士通ゼネラル
  • (NO.16-Y03-09)

中期環境計画と第8期環境行動計画を策定

環境経営を通じて環境負荷低減と企業価値向上を目指す

当社グループは、2030年度を目標年度とする「中期環境計画」を以下の通り新たに策定しました。

1)「お客様や社会のための活動」を通じて

  • 国内における当社製品の使用によるCO2排出量を2030年度までに28%削減(2013年度比)

2)「自らの環境負荷低減のための活動」を通じて

  • 当社グループ全体の事業活動に伴うCO2排出量を2030年度までに30%削減(2013年度比)

2015年12月にCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)で採択されたパリ協定において、2020年以降の世界的な温暖化対策の枠組みが合意されました。加盟各国が温暖化対策案を提出し、今後、温室効果ガス削減などによる環境規制が強化されます。

地球のエネルギー問題と密接に関わる空調機を主たる事業とする当社グループは、企業存続上の責務でもある環境負荷低減を推し進めることが、自らの「商品力強化」と「経営効率向上」につながり、企業価値を向上させていくと考えています。本計画では、「お客様や社会のための活動」と「自らの環境負荷低減のための活動」を掲げ、省エネ性に優れた製品の開発や事業活動における省資源化・省エネルギー化などを追求する環境経営を通じて、環境負荷低減と企業価値向上の両立を目指します。

また、「中期環境計画」の達成に向けた今後3年間の取組みとして、「第8期環境行動計画(2016~2018年度)」を策定いたしました。「第8期環境行動計画」では、製品使用によるCO2排出量削減や、生産拠点におけるエネルギー消費効率の改善などに取り組みます。

環境経営への取組みイメージ


1. 中期環境計画について

当社はこれまで3年周期で環境行動計画を策定してきましたが、新たに策定した「中期環境計画」において、将来の目標とする指標を設定しました。中期的に達成すべき目標を全社員が共有して「商品力強化」と「経営効率向上」に取組み、環境負荷低減と企業価値向上の両立を目指します。

1)「お客様や社会のための活動」

  • 国内における当社製品の使用によるCO2排出量を2030年度までに28%削減(2013年度比)

日本国内で販売、使用されるエアコンの1台あたり平均CO2排出量において、2030年度までに28%削減(2013年度比)を目指します。環境負荷低減に寄与するとともに、省エネ性に優れた高付加価値エアコンの開発力を高めて、商品力強化を目指します。

なお、海外向けエアコンについても、省エネ性をさらに高めたエアコンの開発を進め、環境負荷低減に努めてまいります。

2)「自らの環境負荷低減のための活動」

  • 当社グループ全体の事業活動に伴うCO2排出量を2030年度までに30%削減(2013年度比)

全事業プロセスに潜在するムダを削減するとともに、プロセスを見直すことによる改善・改革などを進め、2030年度までに連結売上高原単位で30%のCO2排出量削減(2013年度比)を目指します。

全事業プロセスで省資源化や省エネルギー化などを進めることで、環境負荷低減と経費節減による経営効率向上に努めます。

2. 第8期環境行動計画について

「中期環境計画」の達成に向けた今後3年間の取組みとして、「第8期環境行動計画(2016~2018年度)」を策定し、環境経営のもとに実行してまいります。「中期環境計画」の目標のひとつである「お客様や社会のための活動」については、2018年度で8%のCO2排出量削減(2013年度比)を目標に設定しております。

【主な取組み】

カテゴリー 2018年度末までの目標
温暖化対策 国内における製品使用時のCO2排出量を2013年度比8%削減
生産拠点におけるエネルギー消費効率を2013年度比6%以上改善
製品輸送効率を2013年度比10%改善
資源循環 分解・選別能力の向上によるリサイクル率のアップ
化学物質管理 サプライチェーンにおける化学物質管理体制の強化
環境社会貢献 事業所毎に地元に根差した貢献活動の継続
スクロール

以上


発表資料中の記載内容は、発表日現在のものです。

予告なしに変更されることがありますので、ご了承ください。