PRESS RELEASE
2010年8月11日
株式会社富士通ゼネラル
(NO.10-N03-19)
優れた脱臭性能を有し、かつ約30%小型化(注1)を実現した 「プラズマイオンUV加湿脱臭機『PLAZION®』」を新発売― 新たに独自の加湿機能を搭載 ― |
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当社は、優れた脱臭性能を有し、かつ高さを従来比(注1)約30%カットした「プラズマイオンUV加湿脱臭機『PLAZION®』」を、8月21日より発売いたします。新商品は、独自の水車給水構造により清潔な加湿も実現します。
当社は、従来のタバコ臭や生活臭(生ゴミ臭、調理臭など)に加え、在宅介護世帯数やペットの室内飼育数の増加に伴う住宅内の多様化するニオイを除去するため、2005年より家庭用脱臭機を販売してまいりました。今回、コンパクト化を図った新商品を開発することで、多彩な生活スタイルに合わせた設置が可能となりました。
新商品は、独自の「トリプル脱臭」(注2)により、タバコのニオイを最速3分で除去します(注3)。また、金属酸化触媒フィルター(以下、脱臭フィルター)の触媒の高密度化など構造を見直すことで小型化を図り、本体の高さを従来比(注1)約30%カットして44cmに抑えました。さらに、脱臭フィルターの性能を再生させる独自の「脱臭フィルターオートクリーン」機能により、交換・掃除せずに10年間使用しても、脱臭性能を90%以上維持することができます(注4)。
近年のウイルスに対する関心の高まりに応え、プラズマイオンの放出により空気中の浮遊ウイルスや付着した菌を抑制する放出除菌(注5、6)と、吸い込んだ空気にUV照射を行う吸引除菌(注7、8)を兼ね備えた「ツイン除菌」(注5、6、7、8)機能を搭載しています。
また、ウイルスや菌は冬の乾燥時に繁殖すると言われています。そこで新商品は室内の乾燥を防ぐため、気化式の加湿機能を搭載しました。当社は、同方式の課題であった加湿フィルターの清潔性を実現するため、水車で水を汲み上げ加湿フィルターに浸透させる独自の水車給水構造を開発しました。加湿フィルターをトレイの水から離し、さらにオゾンを吹きつけることで、加湿フィルターを清潔に保ちます。
当社は同製品とエアコンとの併用も提案し、一層快適な室内環境を提供してまいります。
プラズマイオンUV加湿脱臭機『PLAZION®』(DAS-303W)
主な特長
- 優れた脱臭性能を有し、かつ約30%小型化(注1)
- 脱臭フィルターの性能を再生させる独自の「脱臭フィルターオートクリーン」機能
- 放出除菌(注5、6)と吸引除菌(注7、8)を兼ね備えた「ツイン除菌」機能(注5、6、7、8)
- 加湿フィルターを清潔に保つ独自の水車給水構造
1. 優れた脱臭性能を有し、かつ約30%小型化(注1)
独自の「トリプル脱臭」により、8畳の部屋でタバコ1本を吸ったときの残り香を、3分でニオイが分からないレベルまで脱臭します(注3)。
また、脱臭フィルターの触媒の高密度化など構造を見直すことで小型化を図り、本体の幅・奥行きは従来機種とほぼ同じサイズ(注1)でありながら、高さを44cm(従来比(注1)約30%カット)に抑えました。キッチンカウンターや出窓の上など、様々な生活スタイルに合わせて設置することが可能です。
利用イメージ
左)キッチンカウンター 右)出窓
「トリプル脱臭」の構造
1. 高濃度臭気の脱臭
金属酸化触媒ハニカムフィルターの吸着・酸化作用により、タバコやペット臭など高濃度臭気が強力に分解されます。さらにヒーターの加熱作用により油のニオイまでも分解します。
2. 低濃度臭気の脱臭
弱められたニオイは、UVデオドラントユニット内で、UVランプの紫外線が生成するオゾンにより、酸化分解されます。
3. 染みついたニオイの脱臭
UVデオドラントユニット内で作られた低濃度オゾン(注9)を部屋に放出し、カーテンやカーペット、家具などに染みついたニオイを直接分解します。
2. 脱臭フィルターの性能を再生させる独自の「脱臭フィルターオートクリーン」機能
独自のヒーターユニットにより、脱臭フィルターを約24時間(累積運転時間)ごとに加熱し、脱臭性能を自動的に再生させる「脱臭フィルターオートクリーン」機能を搭載しました。フィルターに付着して残存しやすかった油成分も分解するとともに、交換・掃除せずに10年間使用しても性能を90%以上維持することができます(注4)。
3. 放出除菌(注5、6)と吸引除菌(注7、8)を兼ね備えた「ツイン除菌」機能(注5、6、7、8)
プラズマイオン発生器からプラズマイオンと、UVデオドラントユニットから低濃度オゾン(注9)を一緒に放出し、空気中の浮遊ウイルスや布繊維などに付着した菌を抑制します(注5、6)。さらに、本体に吸い込んだ空気に対して、UVデオドラントユニット内のUVランプで紫外線照射を行うことで、ウイルスや菌を抑制します(注7、8)。
【プラズマイオン放出による浮遊ウイルスの抑制効果(注5)】
【UV照射による浮遊ウイルスの抑制効果(注8)】
4. 加湿フィルターを清潔に保つ独自の水車給水構造
室内の乾燥を防ぐため、気化式の加湿機能を新たに搭載しました。当社は、同方式の課題であった加湿フィルターの清潔性を実現するため、水車で水を汲み上げ加湿フィルターに浸透させる独自の水車給水構造を開発しました。加湿フィルターをトレイの水から離し、さらにUVデオドラントユニット内で生成したオゾンを直接吹きかけるとともに、加湿フィルターに抗菌(注10)材を採用することで、清潔に保ちます。
発売日・生産予定台数及びメーカー希望小売価格
- 発売日
- 平成22年8月21日
- 予定台数
- 100,000台/年
- メーカー希望小売価格
- オープン価格
主な仕様
機種名 | DAS-303W |
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電源 | 100V 50 / 60Hz |
消費電力 | 50W(脱臭フィルターオートクリーン運転時) 9W(弱運転時) |
適用床面積 | 脱臭:~20畳 加湿:~12畳(プレハブ住宅) |
加湿量 | 430ml / h |
寸法 | 幅 29.0cm × 奥行き 27.0cm × 高さ44.0cm |
質量 | 7.4kg |
注釈
- 注1 小型化 :
- DAS-303Wの高さ440mmと当社従来機種(DAS-301V)の高さ643mmを比較。
- 注2 トリプル脱臭 :
- 金属酸化触媒フィルター、UVデオドラントユニットと消臭成分の放出による独自の3段階脱臭方式。
- 注3 タバコのニオイを最速3分で除去 :
- 8畳タバコ1本喫煙後、臭気強度1.5(ニオイが分からないレベル)以下になるまでの減衰時間(臭気センサーによる判定)。タバコの有害物質(一酸化炭素等)は除去できません。
- 注4 脱臭性能を90%以上維持 :
- 日本電機工業会規格JEM1467に準じて10年分の臭気を吸わせた後、1m3チャンバー内にてアンモニアの30分間除去率を測定。
- 注5 放出除菌 :
- 特定非営利活動法人バイオメディカルサイエンス研究会にて、プラズマイオンを放出した120L密閉試験ボックス内のウイルス量(1種類)の変化をプラック法で測定。3分間で99.99%抑制。【試験番号】08-24-B
- 注6 放出除菌 :
- 財団法人日本紡績検査協会にて、試験菌液(1種類)を滴下したPEフィルムをプラズマイオンを発生させながら9L密閉容器内で、24時間培養。生菌数が99.97%減少。【試験番号】028669
- 注7 吸引除菌 :
- 日本食品分析センターにて、減菌済プラスチックシャーレに菌液(1種類)を滴下し紫外線を約1cmの距離から照射、点灯時間と感染価との関係を評価。30秒間で99.99%以上減少。【試験番号】10060697001-02号
- 注8 吸引除菌 :
- 日本食品分析センターにて、減菌済プラスチックシャーレにウイルス液(1種類)を滴下し紫外線を約1cmの距離から照射、点灯時間と感染価との関係を評価。3秒間で99.37%減少。【試験番号】10060697001-01号
- 注9 低濃度オゾン :
- 放出最大濃度0.03ppm。室内濃度0.01ppm~0.02ppm。放出される低濃度オゾンは時間の経過とともに酸素に戻ります。
- 注10 抗菌 :
- 日本紡績検査協会にて JIS L1902(2種類の菌で実施)。
* 「PLAZION」は富士通ゼネラルの登録商標です。
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