9月1日は「防災の日」です。

国民一人一人が災害についての認識を深め、それに対処する心構えを準備するために1960年に制定されました。

もしもの時に落ち着いて対応できるよう、この機会にぜひ非常持ち出しバックや、近所の避難場所などを確認してみましょう!

今回はそんな「防災の日」にちなみ、富士通ゼネラルの「防災行政無線システム」についてご紹介します!

防災行政無線システムは、災害発生時に各自治体から発信される避難情報を放送し、皆さんの安全を守る重要な設備です。

また、夕方に流れる「夕焼け小焼け♪」の音楽を耳にしたことがあると思いますが、実はあの放送も防災行政無線から放送されていて、無線がきちんと稼働するか点検をする目的があります。災害時だけでなく、自治体からのお知らせや時報を放送するなど、日々皆さんの暮らしと密接に関わっているのです!

防災行政無線システムの親局の画像

防災行政無線システムの親局(市町村の役所などに設置される情報を発信する拠点)

屋外拡声子局の画像

屋外拡声子局(親局から発信された内容を屋外スピーカーで住民に伝達する拠点)

安心・安全な暮らしを守るため、当社は日々、防災行政無線の機能向上にも取り組んでいます。

今年5月には、若手技術者が中心となり神戸大学との共同研究で、放送内容をより確実に伝達する新技術SIAFOLS(サイアフォルス)を開発しました。今後は当社システムへSIAFOLSの搭載を進め、災害時の安全確保にさらに貢献していきます!

SIAFOLS開発担当者のコメント

プロジェクトに参加した当初は音声伝搬に関する知見が全くなく、ひたすら勉強に明け暮れることから始まりました。

また、屋外で実証実験をした際には、天候に非常に左右されるため、不安で明け方に目が覚めてしまったり、スマホで常に天気予報をチェックするようなこともありました。

最終的には、想像よりもはるかに良い実験結果が出ましたが、当社はメーカーですのでほっとする間もなく次は「これをどのように製品に落とし込むか」という点でも苦労しました。

研究結果を一つの発明としてまとめ上げ、大きな達成感を感じています。また、プレスリリース発表後に一般の方から今後の技術活用に向けたご期待の声をいただけたことが、一番嬉しかったです!

音声改善に関する当社の取り組みはまだ始まったばかりであり、まだまだ研究の余地があると考えています。

近年は、スマホによる災害情報の伝達も普及していますが、特定のキャリアが停波した場合やスマホを持たない人、バッテリーが切れてしまった場合などを想定すると、平等な情報伝達手段として防災無線は重要な役割を担います。「普段は必要ないから・・・」と軽視することなく、今後もお客さまに寄り添ったものづくりに向けて日々取り組んでいきます。

当社の情報通信システム部門では「安心・安全の未来を共につくる」を方針に掲げています。

災害対応への社会的要請が高まるなか、日本国内の自治体に設置した約5,000に及ぶ屋外防災子局などを活用した新たなビジネス創出を通じ、安心・安全な社会の実現に貢献していきます!