PRESS RELEASE

電子デバイス関連

2018年10月1日

株式会社富士通ゼネラル

18-V02-12

(株)富士通ゼネラルエレクトロニクスが中国に販売子会社を設立

産業用ロボットの制御基板と車載カメラなどを製造・販売する富士通ゼネラルエレクトロニクス(当社子会社:以下FGEL)では、中国の蘇州市工業園区に販売子会社「富士通将軍電子(蘇州)有限公司(以下FGES)」を9月19日に設立いたしました。

中国では、労働力不足、人件費の高騰などで、生産現場の自動化に対する設備投資が拡大しています。これに伴い、産業用ロボットの需要が増加しており、中国国内の市場規模は、2017年の約3,600億円から、2020年には約1.8倍の6,500億円に伸長する見通しです。(注1)

こうした中、FGELでは、日系メーカーをはじめとした現地ロボットメーカーの重要なパートナーとなるため、中国国内に営業拠点・FGESを設立します。今後、中国国内での産業用ロボットの基板において、部品の調達から設計・生産委託まで行い、現地メーカーに納入します。さらに、技術的なサポートも必要に応じて行います。同時に、中国での需要増加が見込まれる車載カメラの販売も視野に入れております。

FGESは、中国国内における電子部品、実装基板、ユニット製品、車載カメラの設計から販売、技術サポー トの提供を行ってまいります。

注釈

注1:
出典:富士経済研究所「ワールドワイドロボット関連市場の現状と将来展望」より(2018年2月発行)